【i.n】夏と暑さとドキドキ ページ32
💟リクエスト
ジメジメとした夏の暑さでいっぱいな放課後の教室。
私とイエナは机を向かえ合わせにし、最近ここで勉強するようになった。
『あ〜、集中できない』
私はあまりの暑さに我慢できず、朝アイロンで真っ直ぐに伸ばした髪を束ねる。
IN「なんでAって夏に髪下ろしてくるの？」
手を止めたイエナがペンの先を私のほっぺにぐいっと押し付けてくる。
『、、ちょ、ペン。、、なにしてんの。
あと、髪、今日はちょっと涼しいかもって思ったんだもん。
それに、、』
私、髪下ろした方が可愛くない？
いや、私が可愛いって事じゃなくて、、これが私に1番に合う気がするっていうか、
イエナだってこっちが好きだと思ったし、？
なんてことは言えず、忙しい頭に言葉がつまる。
IN「え〜？おろしたAも可愛いけどさ。
髪の毛しばったほうが夏っぽくていいじゃん。」
『、、まぁ』
口角が上がったイエナの顔に少し目を逸らしてしまう。
IN「や、でもAは可愛いからなんでも似合うけどね」
『え、』
か、可愛い？
急にどうしたんだろうか。
イエナに限ってそんなことないは、、
、、、え、もしかしてイエナ私の事可愛いって言った?!
『な、何言ってんの?!可愛いわけないでしょ!!』
ガタッ
あまりにびっくりしてしまい、椅子から立ち上がり大声を出してしまう。
IN「、、」
『、、』
お互いそれに驚いたのか、目が合っまま固まってしまった。
思わず呼吸も忘れてしまい、吹奏楽部の楽器の音や野球部の掛け声、生徒の話し声なんかが聞こえてきた。
IN「んー、、じゃあ好み。」
『へ？』
IN「だから、Aが僕の好みだってこと笑
僕の好みだから、Aには否定できないね〜笑」
『ちょ、！』
イエナの言う通りで返す言葉が見つからず、イエナはその私の反応を見てからかうように笑っている。
『も〜なに笑ってんの！笑』
それを見てたら私もなんだかおかしくなって笑ってしまう。
IN「Aさ、僕のこと好きでしょ」
突然の言葉に思わず顔を上げる。
『えっ、、と〜、、』
IN「それなら好都合」
にやっと笑ったイエナ。首元には少し汗が見えた。
''「僕も好きだから」''
にっこり笑いながら、私の顔の前まで近づいて言った。
どくどくと早くなる鼓動に、顔から汗がつー、と垂れて。
これが夏か。
と、私はそう思った。
______
お待たせしました!!イエナとの放課後はどっきどきです、、
文字数が〜泣
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りぃ(プロフ) - 七彩さん» こんばんは！七彩様にはいつも励まされています🥹ありがとうございます！ (10月30日 23時) (
レス) id: 3b2e5c5100 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - 再開楽しみに待ってました！良かったです！ライブ自分は行けなかったんですが、友達行ってました！また、お話待ってます！ (10月30日 16時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 七彩さん» いつも作品を支えてくださってありがとうございました。また読んでいただけるようにがんばります！ (10月16日 22時) (レス) id: 67a7fe821e (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - そうなんですね、。怖かったですよね。気持ちが落ち着くまではそれでいいと思います。ゆっくりまた更新して頂けると嬉しいです (10月15日 4時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
なすび - 誰かこのアカウント乗っ取ってますか？ (10月15日 1時) (レス) id: a83dcf1b24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃ | 作成日時：2022年9月3日 16時
