【felix】ピザのお兄さん ページ4
ピーンポーン
家に響くチャイムの音。
これは、毎週金曜日に必ず頼むskzのピザが届いた音。
『はーい』
そう返事をしてドアを開けるとおなじみの配達員さんと目が合う。
赤と白が特徴的なskzのトレーナーと、
お兄さんの派手な青髪がよく合っていて、
毎週来てくれるお兄さんはこの見た目のおかげですぐに覚えた。
そう。私が毎週ピザを頼んでいるのはこのお兄さんに会いたいからっていうのが理由。
FL「おまたせしました！いつもご利用頂きありがとうございます！
sサイズのチーズピザ1つでお間違いないですか？」
聞き慣れてきた低い元気な声。
『はい！ありがとうございます』
私は用意していたお金をピッタリ渡す。
これも、お釣りを出さなくていいようにするための少しの気遣い。
FL「ピッタリいただきますね！」
『、、』
お兄さんの胸元に書かれた''ヨンボク''という文字。
今まで何度も名前を呼ぼうとしたけど、いまだに読んだことは無い。
FL「ご注文ありがとうございました！では！」
『あ、ま、待って！、』
帰ろうとしたお兄さんを呼び止める。
FL「、？」
私は冷蔵庫から冷えた缶コーヒーを取り出してお兄さんの手に乗せる。
『きょ、今日暑いですよね？
毎週来てくださってますし、、。差し入れです笑
いつもありがとうございます、、、
よ、ヨンボクさん、！』
勢いに乗って名前を呼んでしまった。
FL「！」
驚いた顔をしながらも笑顔で受け取ってくれる。
FL「わぁ！いいんですか？！
ありがとうございます！
、、えー、っと、、」
私の顔を見てキョロキョロしているから、
『カン・Aです笑』
と答える。
FL「Aさん、！笑
また来週も待ってます！」
ガチャン
そう言って今度こそ家のドアがしまった。
『、やばい、名前呼んじゃった、！』
そのまま私はしばらく玄関で固まって動けずにいた。
felix side
FL「やばいヒョン！名前呼ばれたんだけど！！！
今日も会えてよかった〜！
ていうか名前知れたんだよ！Aさん、だってー！」
僕は軽い足取りで配達用の車に戻って、
運転席に座っているチャンビニヒョンにさっきの出来事を話す。
CB「情報量多すぎ笑笑
まじ？凄い進歩じゃん笑
毎週担当させてやってる俺に感謝しろよ〜笑」
FL「うん笑
ヒョンほんとにありがと！」
もう僕は来週が待ち遠しく感じた。
【han】好きになってごめん、→←【leeknow】後ろの席のあいつ
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りぃ(プロフ) - 七彩さん» こんばんは！七彩様にはいつも励まされています🥹ありがとうございます！ (10月30日 23時) (
レス) id: 3b2e5c5100 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - 再開楽しみに待ってました！良かったです！ライブ自分は行けなかったんですが、友達行ってました！また、お話待ってます！ (10月30日 16時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 七彩さん» いつも作品を支えてくださってありがとうございました。また読んでいただけるようにがんばります！ (10月16日 22時) (レス) id: 67a7fe821e (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - そうなんですね、。怖かったですよね。気持ちが落ち着くまではそれでいいと思います。ゆっくりまた更新して頂けると嬉しいです (10月15日 4時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
なすび - 誰かこのアカウント乗っ取ってますか？ (10月15日 1時) (レス) id: a83dcf1b24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃ | 作成日時：2022年9月3日 16時
