・ ページ26
SM「A先輩、」
『そういえば、スンミナは最後まで私をヌナって呼ばなかったね笑』
先輩は少し不貞腐れたように言った。
SM「え、あー、、まぁ。」
それは、ヌナ。と言ってしまうとさらに弟のように思われるのではないか、と少し感じていたからだった。
『今までありがとね笑
スンミナも最後の高校生活楽しむんだよ？じゃね』
先輩はそう言って少し足を重たそうにし、学校をでた。
SM「先輩、ばいばい。、」
それと同時に頬が濡れたのを感じる。
目から流れるのは涙だって分かってるけど、
SM「これで泣くとか、ださいじゃん、、笑」
流れる涙は止まらなく、すぐに冷えて落ちていった。
Aside
あ、そういえば。
家に近づいてきたとき、アルバムの後ろの文字がきになってしまった。
『スンミナは見るなって言ってたけど、もういいよね？、、
って
え』
そこには、
''A先輩、好きです。
今までお世話になりました。
キムスンミン''
ときれいな字で書かれていた。
これを書いていた時のスンミナの表情が、寂しそうだったのを思い出す。
『、、、ばかじゃないの。
なんで。
もっと早く言ってよ、！』
気づいたら足はさっきとは逆方向に進んでいて、
どんどんスピードは早くなっていった。
『はぁっはぁっ、』
まだ寒い季節、白い息が広がる。
『ついたっ、
あ！』
学校に着くと、壁にもたれかかっているスンミナを見つけた。
『スンミナ、！』
大きな声でそう呼ぶと驚いたようにこっちを見た。
私はそのまま走って思いっきり抱きつき、その勢いで2人とも倒れてしまった。
『わっ！』
SM「ちょっ」
地面は雪だったから良かったものの、冷たくてじ〜んとする。
SM「先輩、どうし、」
『私も好きだよ
スンミナの事、大好きだよ』
スンミナの顔を手でおおってしっかり伝える。
SM「、、ほんとに、？」
『私、嘘なんてつかない』
そう言うと、ぐいっと引き寄せ、抱きしめられる。
SM「僕も好き、大好き」
『私もだよ。
あははっスンミナ笑ほっぺ赤いね？』
つん、と頬を触るとぐにっと私も掴まれる。
SM「それ、人の事言えないから笑」
ひえる冬も2人ならあったかい。
____
リクエストありがとうございました！
時間がかかってしまいごめんなさい泣
今までで1番悩みました🧐
またぜひお願いします!!いつも本当に感謝です
🍒皆様、評価★ぜひお願いします!!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 699人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りぃ(プロフ) - 七彩さん» こんばんは！七彩様にはいつも励まされています🥹ありがとうございます！ (10月30日 23時) (
レス) id: 3b2e5c5100 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - 再開楽しみに待ってました！良かったです！ライブ自分は行けなかったんですが、友達行ってました！また、お話待ってます！ (10月30日 16時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 七彩さん» いつも作品を支えてくださってありがとうございました。また読んでいただけるようにがんばります！ (10月16日 22時) (レス) id: 67a7fe821e (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - そうなんですね、。怖かったですよね。気持ちが落ち着くまではそれでいいと思います。ゆっくりまた更新して頂けると嬉しいです (10月15日 4時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
なすび - 誰かこのアカウント乗っ取ってますか？ (10月15日 1時) (レス) id: a83dcf1b24 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りぃ | 作成日時：2022年9月3日 16時
