落ちたそこは戦国時代2【Felix・ピリ】Straykids

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出発して数時間、遠くに東軍と百済軍が見えた。



両方の軍に多くの犠牲者がいて、いそいで向かう。



ﾊﾞﾝﾁｬﾝ「東軍の加勢を頼む！」


チャニオッパの声を聞き、次々に向かっていく。





日本人らしき人もちらほらいて、
言葉はわかんないけど苦しそうに息絶えている人が沢山いた。




『っ、』


分かってる。



しょうがないけど、

現代から来た私には目をつぶりたくなるような光景。






今は世界中で争ってるなんてことないのに。




ﾊﾙﾄ「Aっ！危ないっ」


『えっ』



後ろから敵が来てたみたいで、

刺されるギリギリのところをハルトに助けて貰った。


ﾊﾙﾄ「ぼーっとすんな。

お前は今死なねぇんだろ、！」



『、、うん！』



そうだ。

こんな序盤でくたばりたくない。


みんなのためにも、くたばるわけにはいかない。










『はぁー、はぁー、、』


ｽﾝﾐﾝ「ひとどうり落ち着いた、、」


ｼﾞｿﾝ「体力キツー、」


みんな必死に戦って、気づいたら日が暮れていた。




1部だけってのもあって、ここ周辺の百済軍は
制圧することが出来た。



夜、私たちは森の中で野宿することになった。


暗くて周りが見えないため、松明や焚き火であかりもつけた。


私はみんなの寝床となる、
布でテントのようなものを作っていた。






ﾋｮﾝｼﾞﾝ「魚取ってきた〜」


奥の川の方で魚を釣ったらしく、オッパが戻ってきた。




『わぁ大きいね？』


どれも立派な魚ばっかりで焼き魚にして食べることにした。



ｽﾝﾐﾝ「僕はもう眠たい、、」


作戦を考えるだけで大変なはずなのに、

軍としてもうごかなきゃ行けないだなんてハードすぎる。



ﾐﾝﾎ「うん〜スンミナはよくやってるよ〜」


棒読みだけどミンホさんはオッパの背中をポンポンと優しく叩いていた。


ｽﾝﾐﾝ「ははっヒョンはブレないね」


みんなから不仲、と呼ばれるふたりだけどこう見るとそう見えない。



『よしっ』


布を止める釘代わりの木の最後の1本が、地面にさし終わった。


ﾖﾝﾎﾞｸ「出来た？」


私の元に来てしゃがんだ。


『うん。人数分出来たよ〜

夜中に落ちてこないくらいには補強した！笑』


寝てる時に木や布が落ちてきたら大変だしね。

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