落ちたそこは戦国時代2【Felix・ピリ】Straykids

69. ページ20

なんかデジャブ、、、。


ｼﾞｿﾝ「ヨンボク！A！


日本が百済を支援してて、数が多いらしい。

東軍はもう向かってるって！」


大きな声を出してし知らせてくれるオッパ。





この前は百済だけだったのに、、


日本も？



ﾊﾞﾝﾁｬﾝ「今、東軍と百済が当たってる。

当たり前だけど、俺たちは後ろから回って
挟み撃ちをする予定。

ヨンボクとリノの護衛も忘れずにちゃんと俺たちが守ること。」


チャニオッパがみんなに指示を出す。


緊張した空気が張りつめていた。



ﾊﾞﾝﾁｬﾝ「きっと今回は前よりも大きな戦いになると思う。」


みんなも覚悟したような顔で息を飲んだ。







いよいよ城を出つってとき、



ﾊﾙﾄ「なに？緊張してんの？」


後ろからハルトが話しかけてきた。


『ハルト。、


、、緊張っていうか、、ほら




戦争に行くってことは死んじゃう可能性もあるわけじゃん？


明日死ぬかもって考えたら急にびびっちゃって。』



戦争は犠牲が出るのは当たり前だけど、

自分や周りがそうなるって考えたら怖いものだと改めて実感する。



そんな私の頭にハルトは手をぐいっと乗せた。


『ちょっ頭が痛い〜！何すんの！』


ハルトは笑いながら


ﾊﾙﾄ「お前が死ぬなんてことないだろ。

お前の周りも死なねーよ」


自信ありげに言った。



どこからその自信が出てくるのかわかんないけど、

ハルトのいうことはなんとなく信じれる気がした。




『ハルトのこと信じることにする。笑』



私がそう言うと、満足そうに口角を上げた。

70.→←68.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す