落ちたそこは戦国時代1【Felix・ピリ】Straykids

10. ページ10

ﾊﾞﾝﾁｬﾝ｢!!!、、、Aの勝利。

軍への入隊を認める。｣



バンチャンさんは信じられない、とでも言うかのような表情で私と隊長を交互に見ていた。


周りで見ていた皆さんも私が隊長に勝てたことに驚いていた。




ﾖﾝﾎﾞｸ｢うそ、、でしょ、｣


ﾋｮﾝｼﾞﾝ｢まさかこんな子がいたなんてね、笑、｣






ｼﾞｿﾝ｢A！こんな才能があったの！｣

ジソンさんは よろしく!! といい、私の肩を叩いた。



ﾁｬﾝﾋﾞﾝ｢やー笑 エースの座が危ういな笑｣


『私なんてそんなですよ笑』


ﾐﾝﾎ｢そこら辺の兵士よりよっぽど強いよ｣

『そう言っていただけて嬉しいです。笑』


みんな私の強さを認めてくれたのか、さっきよりも雰囲気が柔らかくなったし、
歓迎してくれた。





ただヨンボクさん1人を除いては、、



だけど。


さっきから私に向ける視線がいちばん怖いと思う。


今だって私を睨んでいるし、

まるで''認めない''って言われているよう。


ﾖﾝﾎﾞｸ「、、」


もしかして私の事嫌い？


、、それもそうか。

急に来て軍に入りたい、なんて怪しいよね。




私が見すぎていたのか、ヨンボクさんと目が合ってしまった。


ﾖﾝﾎﾞｸ「、。」

『、、』


ヨンボクさんにそらされることはなく、私もどうしたらいいかわかんなくて目が離せなかった。



ﾖﾝﾎﾞｸ｢''見すぎ''｣



口の形だけでもそう言われたことがわかってしまって、すぐにそらす。


見すぎだった、、


気まずい。






その後も皆さんと少し話をすることが出来て、おかげで距離が縮まった気がした。

11.→←9.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す