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44. ページ44

『オッパ、!がんばれ、!』

更に手に力を込める。


まるでそれが伝わったかのように、
オッパがハルトの首元を当てた。


それと同時にハルトは座り込み、試合が終わった。




「勝者!イヨンボク!
よって、西軍の勝利!!!」




ミンジュ「『や、やったぁ!!!』」



周りの歓声も一気に盛り上がり、
遠くで喜んでいるオッパたちが目に入った。


ヨンボギオッパをみんなは囲い、
頭を撫でたり、背中を叩いたりしていた。




そんな状況にくすっと笑ってしまう。



『?』


みんなと喜んでいたオッパがくるっと私の方を見たと思ったら、


かっこよかったでしょ?


と、口パクした。




その様子に私も、


1番かっこよかった!


と伝えると、
満足そうに笑顔になった。



オッパたちの所へ向かうべく、ミンジュちゃんと観客席から下に降りる。



みんなのことが見えて向かおうとした時急に目の前にハルトが現れた。


『わぁ!!!びっくりした!』


後ちょっとでぶつかるところだった。


戸惑っているミンジュちゃんを先に行かせ、2人になる。



『急にどうしたの?
私に?』


自分自身を指さすと、
うん。と頷いたハルト。


ハルト「負けた、、けど、

次は、、勝つ。」


悔しいのか、なんなのかよく分からないけど、私に宣戦布告してきた。


『うん?、、がんばれ!』


どんな反応ををしたらいいか分からなくて、曖昧な返しになってしまう。


ハルト「フッ笑 そんな顔すんなよ笑
実際お前は、ヨンボクさん応援してたんだろ。





お前、、好きなの?」


いつものハルトに戻ったかと思ったら、
突拍子もない事を聞かれる。


『は、?




そ、そんなわけないでしょ!

だいたい、オッパは皇子だし、

そもそも時代が違うじゃん!』



ハルト「ふーん。


じゃあお前、


今元に戻れるってなったら、、





戻れんの?」



『!、、。』


改めてそう言われると、黙ってしまう。




戻りたい、、はずだったのに。


元の世界でも幸せだったのに。




まだ、みんなのそばを


ヨンボギオッパのそばを離れたくない、って

思ってしまった。





ハルト「今のそのAが、答えなんじゃね?」


そう言ってハルトはどこかに行ってしまった。

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作品ジャンル:恋愛
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りぃ(プロフ) - 入野さん» コメントありがとうございます!ジソンですね!短編書いておきます〜👍🏻でた時はぜひ読んでください〜💗🏁 (2022年9月3日 0時) (レス) id: 632d06e6e2 (このIDを非表示/違反報告)
入野(プロフ) - 短編集読みたいです🙏ジソンでお願いしたい❗ (2022年9月3日 0時) (レス) @page46 id: 1c8ab8e934 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 咲愛さん» いつもお読みいただきありがとうございます!そう言っていただけると、さらに出したくなりました〜🤧💗 (2022年9月2日 1時) (レス) id: 632d06e6e2 (このIDを非表示/違反報告)
咲愛(プロフ) - コメント失礼します!スキズの短編出すんですか😮⁈絶対読みたいです((( (2022年9月2日 0時) (レス) @page46 id: 5985569007 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - コメントありがとうございます!笑 ほんとオットケー!ですよね!笑笑 そのような反応が見れてとても嬉しい🥳 これからもよろしくお願いします☺! (2022年8月24日 0時) (レス) id: 632d06e6e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りぃ | 作成日時:2022年8月16日 8時

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