第五話 ページ7
入試から一週間程が経った。
父「A、結果が届いたよ。」
そう言って封筒を持ってきた父、ありがとうと言ってから部屋に戻る。
あれから少しは喋るようになった。それでも、あの日からの溝は決して無くならない。
封筒を開けると、カランと音がして何かが落ちた。拾おうと思ったのも束の間、映像が流れ出した。
【私が投影された！！】
そこに映っていたのはオールマイトだった。
【何故私がいるかって？それは来年から雄英の教師をするからさ！
それはさて置き、藤少女！
筆記、実技、文句なしの合格点だ！
来い！ここが君のヒーローアカデミアだ！！！】
そこで映像は途切れた。
合格したことに驚きや嬉しさは感じない。当たり前のことだからだ。
全集中の呼吸より当たり前。
父に合格の報告をして寝る。まだまだこれから。
合格は全集中の呼吸と一緒。今から最終選別が始まるようなものだ。
出来れば、平凡に。
一般隊士のように過ごしたい。
登校初日、少し早くついてしまったが、教室にはもう数名いた。
当たり前のようにお面を被っている私にみんな不思議な顔をする。
それらを無視して自分の席に座る。
それと同時に私の元へ蝶が飛んできた。カナエさん、しのぶ、カナヲちゃんを思い出す。
指先に蝶を乗せて眺めていると、
？「机に足をかけるな！」
と、突然怒った声が聞こえた。
少し驚いて前の席を見た。
？「思わねーよ。てめー、どこ中だよ端役が！」
まるで実弥のような人だった。蝶にしろ、この人にしろ少し昔を思い出して憂鬱な気分になる。
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らびりあ04-子げ茶(プロフ) - 優芽さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年5月16日 1時) (
レス) id: 876d1986bc (このIDを非表示/違反報告)
優芽(プロフ) - いえいえ。訂正ありがとうございます！これからも、更新楽しみにしてますので、頑張ってください！ (2020年5月15日 20時) (レス) id: aed56382a1 (このIDを非表示/違反報告)
らびりあ04-子げ茶(プロフ) - 優芽さん» 確認不足でした、申し訳無いです...。ご指摘ありがとうございます。 (2020年5月15日 0時) (レス) id: 876d1986bc (このIDを非表示/違反報告)
優芽(プロフ) - 設定の方では、名前変換はしっかりとされているのですが、本文では、されていませんでしたが、ご確認お願いします。 (2020年5月14日 17時) (レス) id: aed56382a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らびりあ04-子げ茶 | 作成日時：2020年5月11日 16時
