少女、前世に生きる。

第十八話 ページ20

今動けるのは、私だけだろうか。






『闇の呼吸



月下の影



【火水の烟】』





ドゴォォォオオオオオン！！！！！




死「は！？」

緑「藤さん！！！」



死柄木がさっき言っていた言葉。肉をゆっくり抉ればいい。

なら、細かく切り刻むのも、効くのでは？




と思ったけど、流石にこの技は前世のように行かなかった。

鬼舞辻無惨にやられる直前、咄嗟に出た技。

あの時は20歳だったし、もっとすごい訓練もしていたから。


切り込みが浅かった。




でも、月下の影を使ったから、




闇の呼吸 肆ノ型【暗夜の礫】


闇の呼吸 陸ノ型【燻煙斬り】


闇の呼吸 弐ノ型【闇龗】



弐ノ型を出すと、龍神が脳無をUSJから押し出す。



切「…すげぇ。」



すんでのところで避けはしたが、何発か掠った。掠っただけで、すごく痛い。

呼吸を使って血を止める。



脳無に夢中になっていると、黒霧がオールマイトの方へ向かっていた。




緑「オールマイトから…離れろ！！」


黒「二度はありませんよ。」





やばい！緑谷くん！

と思ったその時



パァァァァン！！！！



「ごめんよ皆、遅くなったね」




「１-Ａ クラス委員長 飯田天哉！」

「ただいま戻りました！！」




プロヒーローが到着し、敵は逃げていった。

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