どんなに想っても 3 ページ7
「した、したよ。俺より好きな人が出来るのは当然だしいつかこんな日が来るって分かってた。
でも、俺・・・まーの事凄い好きで・・好きで・・・そんな簡単には忘れられないし・・・」
「まつもっさん・・・」
相葉ちゃんの事を真剣に想って泣いてるまつもっさんは凄く綺麗で言葉も出なかった。
「ゴメン、ゴメン松潤・・・そんなに想って貰ってたのに・・・」
相葉ちゃんも泣きながら謝ってる。
「まーは・・悪くないよ・・俺がいつまでも引きずってるから・・・」
「J・・・」
辛そうに話してるJを見てると胸がギュ〜ってなる。
「こればっかりは仕方ないね。誰も悪くない。まぁ相葉君が松本を裏切って浮気したとか
だったら容赦しなかったけどね。」
「翔さん、コワイです。」
「ハハ。松本も辛かったら一人で抱え込まずに誰かを頼れよ。お前には心配してくれる奴が
こんなにいるんだぞ。」
「う、うん・・・」
「ほら、もう泣かないの。格好良い顔が台無し・・・って事はないですけど
Jは笑ってるか怒ってる方が似合ってますよ。」
「なんだよそれ〜」
「ふふ。さ、飲もっか。」
「賛成！！」
飲みも終盤に差し掛かった頃
「リーダ〜」
「ん？」
「・・・ありがとね。」
「ふふ、早く元気になってね。」
「・・・がんばります。」
「ん〜元気になるためにオイラが手伝ってあげようか？」
「何？」
「失恋には新しい恋だよ。」
「うん？」
「だからオイラと新しい恋してみない？」
「ふふ、それはいいかもね。」
オイラこれでも結構本気なのにな〜。
「J、やけになってません？よりによって大野さん選ぶなんて。それなら俺と新しい恋しましょ？」
「そんな早急に決めなくても良いだろ。まぁ立候補制なら俺も一応手を上げるけど。」
「ふふ、みんなありがとね。・・・まーも今まで幸せにしてくれてありがと。好きな人とうまくいくとイイね。」
「松潤！！ありがと！！」
「あ〜あ」
今まで見向きもしなかったくせに抱き合っちゃって。
「さ、これからどうしようかな。」
「何、企んでるんですか？」
「ふふ、本気にならないとなかなか厳しいからね。」
「そう、ですね。いっちょ頑張りますか。」
「お、二人気合入ってるね。まぁ、おれも負けてないけど。」
「「「お互い頑張ろ〜！！」」」
「「へ？」」
突然の大声にキョトン顔の二人。
「「「「「プ、アハハハハハハ！！」」」」」
俺らはこうでなくちゃね。
エンド
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作者名：リア | 作成日時：2014年4月17日 0時
