可愛いのは？ Ｓ×Ｊ Ｏ×Ｎ ページ35
｢智くん｣
｢ん〜？｣
｢あれ見てて何も思わないの？｣
｢思うよ。｣
二人が見ている先にはじゃれあっているニノ潤の姿。
｢可愛いなって。｣
｢え？｣
｢可愛くない？なんか女の子二人がキャッキャッしてるみたいで。｣
｢・・・言われてみれば。｣
｢でしょ？あの二人に嫉妬するだけ無駄だよ。心配しなくても最後はちゃんと
おいら達の所に帰ってくるんだから。｣
｢まぁね・・・。｣
｢まだ複雑？｣
｢う〜んなんていうかやっぱニノも男だからさ。｣
｢ふふ、心配ないってニノ、ネコだよ？｣
｢え？えぇぇぇぇぇぇ！！！！！！｣
｢そんなに驚く事？｣
｢だって絶対タチだと思ってた。」
｢今までおいらがネコだと思ってたの？｣
｢・・・うん。｣
｢ふふ案外、可愛いんだよ。｣
【バシン！！】
「イタッ！！」
「何翔さんに余計なこと言ってんだよ／／／」
「確かに可愛い・・・。」
「ね？」
ニッと大野は笑った。
「可愛く無くて悪かったね。」
すぐ横にいた松本は拗ねた。
「え？」
「まぁ、私がここにいるということは一緒にいた潤君も当然いますよ。」
二宮はいたずらっ子のようにニヤリと笑った。
「いや、今のはそういう意味じゃなくて・・・」
櫻井の弁解も空しく松本は
「別にいいもん・・・カズが可愛いのは当然だもん。」
そういうと松本は二宮の側にちょこんと座った。
「ふふ、潤君も可愛いですよ。」
二宮は微笑みながら松本の頭をよしよしした。
「あらら〜どうする？翔君？」
大野はのほほんと櫻井を見た。
「どうするって言われても・・・」
「翔君はまつもっさんよりニノの方が可愛いの？」
「そんなわけないだろ。潤の方が可愛いよ！！」
「ふふ、なんでそう言ってあげないの？」
「え？」
「翔君は何でも無い人にはキザなこと平気で言えるのになんで本気の人には言えないかな？」
「だって・・・恥ずかしいじゃん。」
「翔君はもう少し素直になったほうがいいよ。まつもっさんは翔君に惜しげもなくいっぱい言葉くれるでしょ？」
「うん・・・」
「そのうち相葉ちゃんあたりにとられちゃうかもね。」
大野は楽しそうに笑った。
「それはやだ。」
なんか本気で狙ってるみたいで嫌んなだよな。相葉君。
「ほら、言った側から相葉ちゃん誘いに行っちゃったよ。」
「え？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リア | 作成日時：2014年4月17日 0時
