黒猫とそのナイト達2 (ページ27)

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甘い空間　3 ページ27

「おはよ～」
「相葉さん、そこ私の席なんですけど。」
「へ？だって松潤の横のほうが・・・」
「・・・・。」
「・・・気づいてるなら言うけど俺たちに気を使わなくていいから。５人で居るときは嵐だからさ変に気を使われると
気持ち悪いっていうか」
「まぁ、気を使って相葉さんなりに考えてしてくれたんでしょうけど潤君の横より前に座ってた方が可愛い顔がよく見えるんですよね。」
「あ、そっか。ごめんごめん。」

相葉はそそくさと元の定位置に座った。

「・・・・・。」
「翔さん、そこの雑誌取ってくんない？」
「・・・・。」
「翔さん？」
「え？」
「雑誌」
「あぁ、はい。」
「ありがとう。・・・なんか悩み事？」

ボーっとしている櫻井が心配になった松本。

「いや・・・」
「気持ち悪い？」
「え？」
「俺と二ノが付き合ってるの」
「いや、そうじゃない。ただ」
「ただ？」
「正直戸惑ってる。」
「・・・理解して貰おうなんて思ってないけどなるべく普通に接してくれると嬉しい。」

松本は少し悲しそうな目で櫻井を見つめた。

「ちょっと潤君を悲しませないでもらえます？」
「二ノ・・・」
「いや、別に悲しませてなんか」
「この人は頭が固いですから気にしなくて良いですよ。」

二宮は安心させるように松本を抱きしめた。

「おい！別に理解してない訳じゃないって。只、戸惑ってるだけだから
不自然じゃなくなるまでもう少し時間が欲しい。」

時が解決してくれると思うから。

「松本」
「ん？」

二宮の腕の中からひょこっと顔を出した。

「幸せになれよ。」
「っ！うん・・・ありがとう。」

櫻井がそんなことを言ってくれるなんて思わなかった松本は嬉しさのあまり微笑んだ。

「潤君、そんな顔見せちゃダメって何回言ったら分かりますか？」
「ご、ごめん。」
「ふふ、まぁ良いです。これで潤君は公私共に私のだって証明出来ましたから。」
「二ノ///」
「なので私の可愛い潤君にちょっかいかけないで下さいね。」
「「「お幸せに～」」」
「ふふ、よろしい」

潤君・・誰よりも貴方の事を愛しています。潤君もですよね？聞かなくても分かります。
いつまでも一緒にいましょうね・・・フフ。

エンド

末ズいかがでしたでしょうか？
私的イメージですが二ノを味方に付けたＪは最強ではないかと思っています。
ＶＳとかしやがれを見てるとそう思いますね。

では次回の更新までしばらくお待ち下さいませ。