彼女が出来ない理由 Ａ×Ｊ ページ20
「相葉く〜ん！！」
「どうしたの？」
「今度、友達のタンプレで犬プレゼントしようと思ってるんだけど何が飼い易いと思う？」
「ん〜友達は男？」
「うん。」
「それならチワワとかよりは柴犬とかダックスとかの方がいいんじゃないかな。」
「ありがとう。柴犬にする。でもさ相葉君って絶対もてるのに全然彼女できないね。」
「え？何突然・・・」
「え〜だってこうやって相談にも乗ってくれて優しくて気遣いやでオシャレだし遊びもいろんなこと
知ってるのに彼女出来ないのって不思議じゃない？」
「じゃないって私の方見られてもですね・・・」
「ニノはそうは思わないの？」
「私が思うのは貴方がそれを言うんですかってだけです。」
「俺？何か言っちゃまずかった？」
「全然まずくないよ！！ニノも余計な事言わないの！！」
「はいはい。じゃあなんで彼女つくらないんですか？」
二宮はニヤリと笑い相葉を見た。
「・・・アイドルはみんなの夢を壊したらいけないの。みんなが恋人だから。」
「ずいぶん気が多いんですね。」
「それはそうだけど俺は特別な誰かって言うのも必要だと思うよ。」
「あら？潤君はいるんですか？」
「ふふ、どうだろね。」
「・・・・・。」
「怪しいですね〜あれ？相葉さんどうしました？」
「え？なんでもないよ！！」
「あ、そうだ。相葉君、今度遊びに行こうよ。俺、いい店見っけたんだ。」
「全然いいよ。いつにする？」
「今度の土曜は？」
「土曜は・・・昼からなら空いてる。」
「じゃ２時待ち合わせでいい？」
「ＯＫ〜」
「ふふ、楽しみ。」
「完全に二人とも私の存在を忘れてますね。」
「え？忘れてないよ？ニノは土曜は一日仕事でしょ？」
「そうですけど〜一応誘うぐらいしなさいよ。」
「やだ(笑)相葉君と二人でいきたいんだも〜ん。」
松本はふふと可愛く笑った。
「また、勘違いするような事を・・・」
「へ？」
「なんでもありません。はい、戻ってきて下さい、相葉さん。」
「え？あぁ大丈夫！！」
「意味が分かりませんよ。」
「じゃあ俺帰るね。これから翔さんと飲みに行くの。」
これまた嬉しそうに笑う松本。
「相葉さん・・・どんまい。」
「そんな慰めいらない・・・」
「ん〜これは重症ですね。」
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作者名：リア | 作成日時：2014年4月17日 0時
