選ばれし者 ２ ページ17
次の5人での収録終わり。
「今日は・・・」
いつもこの時間は皆緊張が走る。
「今日は飲みたい気分だからこの後空いてる人いる？」
「残念・・・私はこの後取材が・・・」
「そっか。相葉くんは？」
「俺も動物園のロケがあるんだ〜。」
相葉は心底残念そうに俯いた。
「ほら、俯かないの。仕事できるって嬉しいことじゃん。頑張ってね。」
松本は相葉をとびきりの笑顔で励ました。
「うん！！頑張る！！」
「ふふ。」
「・・・私には何も無かったのに・・・」
「和拗ねないの。和も頑張って来て？」
今度は二宮に上目遣いで首を傾げ微笑んだ。
「はい！！」
とたんに元気になる二宮。
「あ〜！！そっちの方が良い！！」
「煩いですよアイバカ。」
「もう、ほら騒いでないで行ってらっしゃい。」
「「は〜い。」」
「やっと行った。で、リーダーは空いてる？」
「うん。」
「じゃあ・・・」
「俺だって空いてるよ。」
「え？」
「俺だって空いてるって。」
「翔さん、珍しいね。自分からそんなこというなんて。」
「悪いかよ。」
「ふふ、別に悪くないよ。じゃあ翔さんにしようかな。」
「おう。」
嬉しそうな櫻井。
「おいらに期待させるだけさせて〜」
「ふふ、ごめんごめん。今度一緒に飲も？」
「やだ。」
プイッとそっぽを向く大野。
「リーダーそんな拗ねないでよ〜」
「だって〜」
「ごめんって、今度ね？」
二宮に使った技を使う松本。
「・・・ヤダ。」
少しは聞いたがまだ拗ねている。
「仕方ないなぁ〜」
【チュッ】
「へ?///」
「ふふ、今度ね？」
「うん。」
「じゃあ行こうか翔さん。」
「あ、あぁ・・・」
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作者名：リア | 作成日時：2014年4月17日 0時
