選ばれし者 オール→Ｓ×Ｊ ページ16
「今日はどうしようかな〜」
皆、松本に注目。
「う〜ん」
チラッと大野を見た後に
「今日は相葉君にしよ♪」
「やったー！！」
「・・・なんでおいらをみたのさ」
選ばれなかったことに落胆する大野。
「ふふ、なんでだろ？」
そんな大野を可愛い笑顔で見る松本。
「・・・でも可愛いから怒れない」
「ふふ、ありがと♪じゃあ行こっか、相葉君♪」
「うん！！」
「はぁ今日は相葉ちゃんか。」
「まぁ、順番を考えれば妥当ですよね。」
「順番？」
「相葉さん2週間ぐらい選ばれてませんから。」
「だってその前は続けて2回選ばれたでしょ。」
「だからですよ。潤君も気分があるので偏ることはありますけど基本は順番で、
連続のときはみんなが2回終わるまで選ばれないんですよ。」
「流石ニノ〜そんなことまで分かってるんだ〜」
「貴方が何も考えなさすぎなんですよ。」
「じゃあ次は誰だと思う？」
「そうですね〜この法則でいうと翔さんじゃないですか？まぁ潤君の気分が変わらなければの
話ですけど。」
「変わらないことを願っとくよ。」
「翔さん、やけに弱気じゃないですか。昔はお前とか死ねとか平気で言ってたのに。」
「そりゃあ・・・ね。昔は俺に懐いてたし俺が一番だって自信もあったからね。」
「あ〜釣った魚に餌をあげなかったんだぁ〜」
「・・・後悔してます。もっと俺なしじゃいられない体にしとけばよかったってね。」
櫻井は怪しい笑みを浮かべた。
「その言い方誤解生みますから止めなさい。」
「は〜い。・・・誤解じゃないんだけどな。」
「何か言いました？」
二宮はギロリと櫻井を睨んだ。
「いいえ！！」
「ふふ、でも今一番まつもっさんが懐いてるのってニノだとおもうんだよね〜」
「ふふそうですか？」
大野の思ってもいなかった言葉に嬉しさを隠そうとしない二宮。
「うん。ニノの家には遊びに行ってるみたいだし〜」
「まぁね、愛されてるなって感じはしますよ。」
二宮はうふふと嬉しそうに笑った。
「なんだよ、俺だって飲みに行ったりしてるんだけど。」
「それは相葉さんとかとも一緒でしょ。」
「う、まぁそうだけど。」
「私は私の家で二人でのんでるんですから。」
二宮はフンと鼻を鳴らし帰ると言って帰っていった。
「翔君ももう少し素直になるとこの状況は変わるかもしれないね。」
「え？」
「ふふ、おいらも帰るじゃあね〜」
大野は意味深に笑い帰っていった。
「・・・もう少し素直にか。」
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作者名：リア | 作成日時：2014年4月17日 0時
