黒猫とそのナイト達2 (ページ13)

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不公平！！　2 ページ13

でた、ドＳ。今度絶対言わされる。これからは二択。
今度会う時までに嘘を考えておくか今正直に言うか。

「分かった。今言う。」
『ハハ、だったら最初から言えばいいのに。』
「言いたくないから言わなかったんだけど・・・」
『俺は俺の事でリーダーに遠慮して欲しくない。思ってる事があれば言って欲しいし行動して欲しい。』
「今どこ？」
『え？行きつけの店だけど？』
「10分で行く。」

だったら遠慮しないから。

「まつもっさん」
「あ、お疲れ～」

程よく出来上がってんな。翔君は寝てる。しかもまつもっさんの膝の上で！！
ホント、プライベートでは積極的なんだから。

「これじゃ話しづらいから向かい側に寝かせてあげよう。」
「あ、そうだね。」
「ん・・・んん・・」
「ふふ」
「今、可愛いって思ったでしょ。」
「え？うん。リーダーもそう思わない？」
「思うけど・・・」
「どうしたの？」
「まつもっさんさ、オイラの事どう思ってる？」
「チョー好き。」
「ふふ、そうじゃなくて」
「どうって言われてもねじゃあ逆にどう思われてたいの？」
「・・・好き」
「だからチョー好きだって。」
「それはニノも相葉ちゃんも翔君とも一緒のチョー好きでしょ？」
「まぁそれはそうだよね。」
「オイラだけの特別な感情ってないの？」
「それはそれぞれ違う人だからそれぞれにあるよ。」
「オイラはあるよ。まつもっさんにだけ特別な感情。」
「なに？今日のリーダーちょっと変じゃない？」
「だって遠慮しないでいいって言ったから。」
「言ったけど～。なんか怖い。」

あぁ、これから言われることがリーダーの本音なんだ。

「オイラはまつもっさんの事」
「ちょっと待って！！」
「何？」
「嫌いとか言わないでよ？そっち系のことは思ってても言わないで。もうこれから仲間として
やって行く自信ないから・・・ん？！・・んん・・・ふ・・んぁ・・」
「・・ごめん。あんまり必死で可愛いからしちゃった。」
「なっ・・きゅ、きゅうに」
「もっかいしていい？」
「な、なんで・・や、ちょ、ちょっとま・・んん！！・・ふ・・んぅ」
「可愛い、まつもっさんが悪い。」
「な、なんなの？い、いみが」
「嫌いの逆」
「き、嫌いの逆？・・好き？」
「でもオイラの好きはチョー好きじゃなくてチョー愛してるなの。」
「・・・・・。」
「・・・・・。」
「・・・・・。」