え？世界に私一人？【歌/い/手】

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(前回から少し経っています)

＊

『そういえば、皆さん知ってますか？』

ま「ん？」

3人が私の話に耳を傾けたのを確認し、続ける

『私が一人になって1ヶ月半ほど経ったと思いますが、スーパーの食材が全く腐っていないんです』

そ「あっ、そっか。確かにそうだね…」

う「刺身とか普通に置いてあるし」

ま「あ〜…じゃあさ、スーパーで一日過ごしませんか？腐らない食品の真相を暴きましょう！」

意外とノリノリでとんでもない事を言い出した相川さん

でもまぁ、意外とありかも…？？

＊

そ「マジかよ……」

ま「そらるさん、今更帰ろうなんて言わないで下さいねw」

不服そうに店内に入る一ノ瀬さんに意地悪な笑みを浮かべる相川さん

う「これ食っていいかな」

じゃがりこを見つめて呟く浦田さん

『案の定誰もいないし、良いと思いますよ』

ま「隅々まで監視しないと暴けませんよ！どこに居るんだ…無駄な抵抗はやめろ〜」

お酒入ってるのかこの人？？って位テンション高いな

う「食べなこれ」

数本浦田さんがじゃがりこを差し出してくれた

『ありがとうございま〜す』

そ「これから一緒に暮らさないといけなくなるんだしさ、妹みたいな感じで敬語外してくれて良いよ全然」

『え、でも』

そ「別に嫌なら良いんだけどさ」

ふいっと目線を逸らした一ノ瀬さん

『お兄ちゃん…？じゃ区別がつかないか』

う「うぇ〜〜〜い！(拍手)」

ま「wwwwwwwww」

唐突な男子校のノリ…

この歳になってお兄ちゃんはまずいな。なんて呼ぼう

『なんて呼ばれたいで…呼ばれたい？』

そ「んー…あぁそらるでも良いかもなぁ呼ばれ慣れてるし」

う「じゃあ俺もうらた」

ま「まふ…んー、まふくん」

『そらる、うらた、まふくんね、了解』

そ「じゃAって呼んでいい？」

『良いよ〜全然』




おい待て。







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