検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:120,448 hit

11 ページ12

目を覚ますと、見知らぬ天井が映る

…天国?にしては家みたいな…

ゆっくりと体を起こす

もう、足も痛くない


ガチャ


「あ、起きてる!そらるさーん!」

……人?

艶のある白い髪、感じの良い優しい瞳、目の下の…何この線。メイク的な…?

なんか天使みたいな風貌だな

「ん、はいはい。」

後ろからひょこっと出てきたのは黒い髪の男性

ふわふわっとした髪に穏やかな瞳、かなり白い肌…クールな印象を与える風貌


えと、これ何か話した方が良い?

『……ぁ、あの…』

上手く声が出ない。目が覚めたら見知らぬ部屋にいて、見知らぬ男の人が二人目の前にいて…

「あ、ごめんね。起きたら知らない所にいてびっくりしたよね。えーっと…ここは僕の部屋で、どうしてここにいるかって言うと…」

「おい、その前に自己紹介からだろ」

あたふたする白髪さんに、冷静に突っ込む黒髪さん

相当仲良いんだろうなぁ、似てないし兄弟でもなさそう

ま「僕は相川真冬で、こっちが友達の彼方さん」

そ「一ノ瀬彼方。よろしく」

まだ混乱したままの状態故、とりあえずぺこりと頭を下げる

これは私も自己紹介した方が良いのか…

『えーっと、七瀬A。兵庫県出身…』

ま「ひょ、兵庫県?!!」

甲高い声をあげて驚く相川さん

まぁ、兵庫県から歩いて来たって言われたらそりゃ驚くよね

そ「……歩き?」

『はい。…東京なら、人…いるかなって』

ま「…そっか。よく、頑張ったね。今まで」

…………決壊。

『……っ、誰もいないと思った…世界で、私が独りにっ、なっちゃったかと…思っ……ぐす、』

ま「……Aちゃんは独りじゃないよ。僕たちがいる…」

そ「よくここまで来たな…偉い、偉いよ。」

頭を撫でられ、背中をさすって貰い……こんな感覚、久しぶりだな









久しぶりに、ヒトの温かさに触れた。

12→←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (267 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
677人がお気に入り
設定タグ:歌い手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

れもん - wwwほくろが見当たらないから胸毛で理解したwww理解力良www (2020年5月15日 10時) (レス) id: cf66eac031 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 初コメ失礼します!私は大変かもしれないですが書き直してもらいたいです!応援してます! (2020年5月14日 21時) (レス) id: bf5e05a0f2 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - 新作でも全然いいと思いますよ!応援しています! (2020年5月14日 17時) (レス) id: c1827a7d57 (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - 新作もありかと、、、同じ文書き直すのって面倒くさいから((( (2020年5月14日 7時) (レス) id: baab9d991d (このIDを非表示/違反報告)
しむ(プロフ) - あっ、新作でもありかだと思います?判断は作者さんに任せます!好きなようにしてくださいねー (2020年5月14日 0時) (レス) id: 7171fb71a2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Ria | 作成日時:2020年4月5日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。