絶対犯罪の釈明【名探偵コナン】

ば、ばれ… ページ18

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昴さんに送る(拒否権無)と絶対零度のにっこり顔で言われ、送ってもらうことになった。


ばた。
エスコートされ、無理やり車に押し込まれた。
運転席には、沖矢昴。助手席には江戸川コナン。
後部座席には私。何のいじめだ。




仮に何が原因か分からんが私が何かバレてるとしたら、

「はいはいきかえりました。」

は、どういう意味だ？

はいわって呼んでたし、はい、はいきかえりましたが普通だろう。
はいって何だ？英語にするとyesか。

生き返りましたか。じゃあキリスト？キリストが生き返ったから何。






…待てよ、イエス・キリストって神様だよね。
こじつけがましいけど、私も割と神様的存在だと思われてるよね？



さぁーっと血の気が引いた気がした。
嫌な脂汗が背中を流れた気がした。
挙動不審になってる気がする。全部見抜かれているような気さえする。





「はいはい？

ふふっ、なんですかそれ〜。最近の流行りかなにかですか？」


とりあえず誤魔化すしかない、それだけ。

ちょっとよく分からないって言われそうな感じであるが、それを貫き通さねば。




組長のところに着くまで、場を持たせなければ。




「お姉さん、それ本当に思ってる？」


「え？」


半笑いになりながら、聞き返す。筋は通ってなくても何となく言いくるめたい。



「うーん…。」




顎に手を当て何かを考えるコナンくんをじっと見つめる。
彼は頭がいいと言えばいいのか、よく分からないが、推理が得意なのが良くわかる。


しかし、知識量≒頭の良さであるとすれば、親は相当なスパルタであり、模試とか受けさせてそうなものだ(かなりの偏見)



調べてみよう。そうしよう。




頭を抱え出したコナンくんを見て、これは逃げられると確信した私は、余裕をぶっこいていた。

アイラヴマイホーム→←こ、コナンクーン！(CV:高木渉)

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