97 大好き ページ29
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何も出来ず
されるがままの状態に嫌気がさす。
『…っ』
あとほんの少しで…されてしまう。
…もう手遅れ？
そう諦めて目を閉じようとしたその時
(ﾊﾞﾝ!!
大きく音を立てて倒れたドア。
キム「えっ…どういうこと！？」
そこから現れたのは…
『…っヒョン』
他のメンバーのみんなも駆け付けた。
JN「キムさん。警察呼びました。
…もう逃げられませんよ」
キムさんはその場に座り込んだ。
そして震える声で訴えるように言った。
キム「私…っ私はただ、ジュヌくんが…
ジュヌくんが好きなだけなの…。
私だけのものにしたかっただけなの…」
そう言って泣き崩れた。
JK「ジュヌっ…」
ジンヒョンの後ろにいたグクが
心配そうな顔で駆け寄ってきた。
『グク…この鎖、取って？』
JK「うん……って、血だらけ…
どうしたの…ㅠㅠ」
グクは俺の、血と傷だらけになった手首を見て
今にも泣き出しそうな顔になった。
そうして、キムさんは警察に逮捕されていった。
ー宿舎にてー
病院での診断結果。
かなり深いとこまで傷が付いちゃってて
跡形なく綺麗に治るのは
ちょっと時間がかかるそうで。
RM「ジュヌ…守れなくてごめん」
『な…謝ることなんてないのに！
むしろこっちの方が…。
心配かけちゃってごめんなさい』
SG「もっと早く助けてやれてたら
こんな傷付けられなかったのに…」
…みんなは悪くないのに。
JN「俺の可愛いジュヌが〜ぁ。
どこにちゅーされそうになったのかな？
言ってみなさい。ヒョンが上書きしてあげる！」
しんみりした空気はこのひとことで壊された。
俺にとっては有難い。
TH「何言ってんのヒョン！おっさん！←」
JN「え…おっさんて…」
宿舎にはまた笑い声が溢れた。
ジンヒョン、ホビヒョン、クオズの2人は
みんなを明るくしようと笑わせてくれた。
ナムヒョンとユンギヒョンは
ずっと優しい目で見てくれていた。
そしてグクはキズだらけになった俺の手首を
愛おしそうにどこか切なそうに見つめて
何度も唇を落とし、抱き締めてくれた。
俺やっぱ…みんな好きだ。
『…大好き…ありがとう…』
気づけば口から出ていた言葉。
みんなは笑顔で俺もって頷いてくれた。
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サラン(プロフ) - :さん» コメントありがとうございます(*´ω`*)作者自身、なんだか書き足りない気持ちが残ってますが完結しました！ありがとうございました(*´艸`) (2017年8月28日 15時) (
レス) id: b2fb2305d4 (このIDを非表示/違反報告)
: - 完結おめでとうございます。 (2017年8月28日 0時) (レス) id: 347e624561 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - 睡蓮さん» ご指摘ありがとうございます！！訂正しました！いつも呼んでくださりありがとうございます(〃艸〃)もう少しで最終話ですが、最後までよろしくお願いします(*´ｰ｀) (2017年8月26日 22時) (レス) id: b2fb2305d4 (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮(プロフ) - シリーズ初めから楽しく読ませていただいています^^*誤字を見つけたので報告いたします((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘ 94話…「かんきん」が｢解禁｣となっていますので訂正を推奨します。これからも頑張ってくださいね！応援しています！ (2017年8月26日 18時) (レス) id: 24e376ac33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラン | 作成日時：2017年8月17日 19時
