30 不安だったこと ページ30
ダンス部屋に行く途中に
V先生に会った。
『V先生！今日もレッスンよろしくお願いします』
V先生「ジュヌ、ちょっと話あるんだけど」
そう言ってV先生は手招きをして
近くの部屋に入っていった。
何だろう……
緊張…するんだけど。
とりあえずダンスレッスンに
遅れることをメンバーに伝えて、
V先生の後を追った。
部屋に入ると、
奥のイスにV先生が座っていた。
V先生「ジュヌに言いたいことがあって…」
咳払いをしてV先生が改まって話し始めた。
…何言われても折れない。
俺は強い！
そう心で自分に言い聞かせながら
V先生の言葉を待った。
V先生「…ジュヌ
防弾少年団から抜けてほしい…」
『…え？』
耳を疑った。
……今、何て？
＿＿「防弾少年団から抜けてほしい」
その言葉が体中に回る。
『どうして、ですか？』
出来るだけ平静を装って聞いた。
V先生は言いにくそうに顔を歪ませながら言った。
V先生「正直、ジュヌは他のメンバーの
レベルに…付いていけてないんだ。」
V先生「…これから続けていっても、
メンバーの足を引っ張るだけになる」
1番不安だったこと。
1番怖かったこと。
“俺が入ってダメにならないかな…？”
やっぱ…俺がいたらダメなんじゃん……
悔しくて…
ただ、苦しかった。
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ゆう - 名前変換されません。 (2018年1月7日 13時) (
レス) id: 2adb1f8757 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます！！そう言っていただけると本当に嬉しいです( *´艸`) (2017年8月5日 14時) (レス) id: c5deb1cfbf (このIDを非表示/違反報告)
桜 - この話好きです！更新するの大変だと思いますが、頑張ってください！楽しみにしてます(^-^)/ (2017年8月4日 23時) (レス) id: d2e09d1331 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラン | 作成日時：2017年7月20日 6時
