朝日奈家の姉妹はシスコンです【BROTHERSCONFLICT】 (ページ16)

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第１５話…もう普通のタイトルにしていいですか？ｂｙ駄作者ページ16

するとつば兄のあとに駆けつけてきたあず兄がすかさずつば兄の後頭部をポカンと平手打ちする

椿「って！」

梓「バカッ！冗談言ってないで、あっちに運ぶよ、キミも悪ふざけはそこまでね(苦笑」

椿「はーいはい」

『はーい』

ぐったりしてる、るい兄はあず兄とつば兄に抱えられて、パラソルの中に横たえられた。
あず兄がクーラーボックスの中から手早く冷えたタオルを出して、るい兄の看病を始める

『なんだか手慣れてますね』

手際のよさに感心していると、あず兄が苦笑しながら言う

梓「こいつ、去年も同じことやったからねぇ」

『え！？去年も？』

梓「琉生は夢中になると、周りのことが目に入らなくなるから」

確かにそんな感じに見えるな

椿「まあ、しばらくこうして冷やしてれば大丈夫だろー。前もそうだったし。
ま、琉生もバカだけど、あいつらも相当バカだよねー」

『ん？』

明後日の方向を見ながら言うつば兄の視線を追うと、沖のほうに豪快な水しぶきが２つ見えた

『あれは…』

梓「昴と侑介だよ。本気で遠泳勝負だって張り切ってたから」

『ああ…』

あず兄はそう言って肩をすくめた。

いいな、あんなに泳げるなんて…

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るい兄の体調が落ちついたので、いったんコテージに引き上げると、そこには勉強中のいお兄と風斗くんの姿があった。

風斗くんは最初、忙しすぎて旅行に参加できないことになっていた
だけど、偶然にもこの島の近場でドラマのロケが入ったらしく、少しの間だけ家族旅行に合流中なんだとさ

折織「やあ、泳いできた？」

『はい、いお兄は…勉強しているの！？(旅行中なのに！？)』

風斗「ってか、アンタも勉強しなきゃダメなんじゃないのー？一応受験生だし」

『(受験生だったこと忘れてたー!!)ま、まあ後でするから…』

風斗「(顔に出てるし…)」

折織「水着似合っているね、かわいいよ」

『あ、ありがとう！(照』

風斗「どこかのヒンソーな胸の女と違って結構胸あるしね」

『///む、胸って!!…ヒンソーな胸の女？っておねえちゃんのこと？』

風斗「ほかに誰がいるっていうのさ」

『前にもいったけどおねえちゃんのこと悪くいったｒ風斗「そういえばなんで浮き輪もってるワケ？もしかして泳げないのー？」))ﾆﾔｯ

折織「風斗…！」

『泳げなくてわるかった、ね！///』半泣)

なんでこんな生意気なの!!
この場にいるのが限界で再び海に駆け出した