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--−千冬
ｺﾝｺﾝ、ｺﾝｺﾝ
担任に住所を聞いた
ここで合ってるはずだ
スナック･･まさみ･･
美容室ってのは嘘か。
ｶﾞﾁｬ
”ゴメンナサーイまだ準備中･･”
マッ･･まま･･松野でス!!!
あの。龍星くんいますか？
なんつー派手な母ちゃんなんだ･･
大きく胸元が開いた服
目のやり場に困った･･･
”部屋にいるんじゃない？
2階が自宅だから上がっていいよ
どーぞ”
おおお･･じゃましまス!!!
”松野君は彼女とかいるの？
すっごくモテそうー”
いや･･オレ女に興味ねーンで
”まさか一生一人!?
でも気になる子くらいいるでしょ？
あー大きい子が好み？”
いや･･
オレデカさとか興味ねーんで！
その・・ﾊﾊ
さすが龍星の母ちゃん･･納得だ･･
＿こう見えてオレは運命的な出会いを
密かに夢に見ている
乳のデカさで決める訳ねーっつの＿
部屋の扉を開ける
いねぇ･･･
あいつもしかして本当に四谷の連中に･･
オレみたく街中でいきなり襲われて
拉致られたとか･･･
初めて入った龍星の部屋
ラックの上には母親との写真
･･と幼い龍星と女の子
あいつぅぅ!
こんなちっせェ時からチャラいのか･･
オレ女と手なんて繋いだことねーのに!
やっぱあの野郎は一回拉致られて
地獄見たほうがいいわ
別に羨ましくなんかねーしｲｲ!
少し開いたクローゼット
ﾊﾊﾝそうかあそこに隠れてんだな
そこかテメェ！！！！
あれいねー･･
勢いよく開けたクローゼット
中にはシャレた龍星好みの服と
壱番隊副隊長が刻まれた東卍の特服
と＿これ･･･
四谷傀團の特服････
龍星は元々四谷傀團だった
って事？
どーゆーこった
場地さん・・
龍星は一体何者なんすか＿？
なんにせよ拉致られてるとしたらヤべぇ
場地さんに頼まれたあの女も
巻き込まれでもしたら大変だ
今から四谷に行ってみっか･･
クッソ！龍星の野郎どこにいんだ
考えてるヒマはねぇ･･
ちっ･･いちいち世話のかかる野郎だぜ･･！
途中オレのダチと合流
四谷にいる不良達に聞き込み
だが四谷傀團の名前を出しただけで
泡食って逃げていきやがる
どんなけヤべぇってんだ奴らは･･
土地勘もあまりねえオレ達
迷い込んだ路地
すぐ横はバッティングセンター
ここなら屯ってる奴らが居そうだ
”四谷傀團？あぁオレ知ってるよ
このバッティングセンターに何人かいるよ”
千冬
マジか！サンキュー！
やっと手がかりがと思った矢先
オレは気を失った
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作者名：ria | 作成日時：2023年10月9日 14時
