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---千冬
どこかの世界線
”オレらのバックには
四谷傀團がついている!!!”
場地
目ェ覚ませタコ･･
四谷の名前を聞いた途端
龍星が鬼羅美威の大将目掛けて突っ込んだ
オレが止めてなきゃ
屋上から落ちてたに違いねェ
龍星
ワリィ、ケースケ君･･
千冬
場地さん･･
龍星どうしちゃったんスかね
あんないつもと、別人みてぇな･･
あんな龍星の焦った顔、初めて見た
それに四谷傀團って･･
場地
あー･･･四谷傀團と龍星の間には
切っても切れねえ因縁があんだよ･･
千冬
因縁･･･？昔ソイツらと何か？
場地
＿あのよ、誰だって
思った通りに生きられるワケじゃねぇ
良かれと思ってとった行動が
最悪の結果に繋がっちまう事だってある
それに・・・
＿まあ、
アイツが背負ってんのはそういうモンなんだ
場地さんは何かを言いかけたけど
それ以上、話さなかった
この一件後、オレと龍星は
中学では異例の謹慎処分を食らった
初めて場地さんの下で
壱番隊として闘えて気分がよかった
でもどうも･･･納得いかねぇ
場地さんとオレが一緒に居んのに
アイツは何一人で抱えてんだ？
仲間の意味ねぇじゃねーかよ
いったい、
四谷傀團との間に何があったんだ
場地さんと龍星の間に秘密が？
あの日以来、龍星の様子はおかしい
場地さんも集会中
四谷傀團の話はしなかったし＿
＿オレだって人の隠してる過去を
詮索する気はねぇが
副隊長なんだろテメェは･･
いつまでも心ここにあらずでいんじゃねぇよ
--昼休み
謹慎あけ久々の学校
いち早くこのオレの思いを
龍星にぶつけてやる！！
どーせあそこで寝てンだろ!
呑気な奴め、まったく!!!
オイ！龍星っ!
無視してやがる!!
あれ?いねぇ･･･
＿なんだよアイツは!!
なんか知んねぇけどスゲェむかつくゼ!
アイツはとことんオレの裏を搔きやがる
クッソ!!!
龍星の教室は渡り廊下を渡った先
アイツのクラスだけなんで遠いんだよ
全部イラつくぜ！
向かう途中、
あれ＿
今図書室に入って行った奴
アイツって､､
こないだマイキー君が言ってた
折れそうなくらい細っせー女だった
昼休みに図書室???
まじめかよ･･･
あ･･
それどころじゃねぇ
龍星の野郎ーー!!
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作者名：ria | 作成日時：2023年10月9日 14時
