83-2 ページ42
---数日後
ヒナは仕事だったがオレは久々の休み
万年床に落ちてるゴミをサッサと払い
横になってテレビを見ていた
”都内での梵天の抗争は激化する一方
ついに一般人までに被害が＿＿＿”
流れてきたニュース
東卍みてぇなのが今でもいんだなぁ･･
”番組が独占入手した
梵天メンバーの映像です＿”
そこに映りだされた映像は
白髪の男･･･
うなじにはどこかでみた刺青
大柄の男達に囲まれた中心に
同じ白髪で華奢な女性･･･?
の姿だった
仕事帰りのヒナが家へ来た
ヒナ”双悪”行きたいな!
マイキー君とAちゃんの話も
聞きたいし
ヒナと食べに行くことにした
らっしゃい!!
暖簾をくぐるの懐かしい二人が
出迎えてくれた
アングリー
へいおまち〜〜〜
「白トンコツがスマイリー」で
「黒トンコツがアングリー」だよ
あとコレね 「妹の鬼殺し」
スマイリー
かけると火吹くゾwwww
厨房に飾られた２枚の写真に目をやった
あの写真･･･
アングリー
ん？あぁ東卍解散の時の写真と
マイキーとAの結婚写真ね！
スマイリー
オレの青春の全てを東卍に置いてきた!
やっぱ結婚したんスね?!!
そこにはまさに美男美女の二人が写っていた
今回会えなかったなぁ
マイキー君とAちゃん
元気にしてんスか?
スマイリー
ん･･知らない www
え?知らないって!!??
アングリー
結婚してから会ってない
10年になるかな
オレらはAが
幸せならそれでいいんだ･･
スマイリー
あぁマイキーにAの全てを任せた
戻ってきたくなったら帰ってくるだろヨ
たまに手紙は来るんだぜ www
1ヶ月前くれぇかな ほらコレ
渡してくれた封筒を手に取った
中には１枚の写真が入っていた
これは･･･
その写真を見たオレは言葉を失った
そこには青々とする芝生の上で
白髪のマイキー君が
はにかむAちゃんの膝枕で
横になっている写真だった
･･Aちゃんも白髪･･･
間違いないニュースで見た
刺青の入った人物だ
消印はなし･･･直接投函したのか･･
Aちゃんともっと
仲良くなりたかったなぁ
ヒナが写真を覗き込んだ ｶﾗﾝ
!!!!!ピアス････
あの刺青･･
黒川イザナのピアスの模様だ･･!
どういう事だ･･
わかんねぇけど
なんか嫌な予感がする･･･
オレは次の日ドラケン君が経営する
バイクショップを訪れた
-----
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ria | 作成日時：2023年1月24日 21時
