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69-2 ページ19

たけみっち?

マイキー君!!!


初めて会う現代のマイキー君は
12年前と変わらない目をしていた。
三ツ谷君やみんなを殺しているわけがない!


マイキー君が言うには
東卍は変わってしまった
そう悪い方に・・

オレは東卍を抜けたという
マイキー君は抜けるオレを止めたが
三ツ谷君とドラケン君の説得により
オレは東卍から離脱したのだと。


三ツ谷君とドラケン君が・・?
オレを修羅の道に進ませない為に・・



マイキー君!Aちゃんは?
一緒なんスよね?!
オレは直人から聞いていた
Aちゃんの事を聞いた


「Aはオレの傍にずっといてくれた
 毎日寄り添い宥め叱ってくれてた」

「Aが居ればそれでよかった」


でも抑えられなかった

”オレがオレでなくなる事を”



「少し前、千冬に会いに行った」


千冬
Aから手紙をもらった
マイキー君との子供ができた
三人で生きていくって喜んでましたよ

”あいつを幸せにしてやって下さい”


たけみっちの事も話てたよ
あいつの目に嘘はないから
信じてやってくれと。




「オレはそんな最高の奴らを全員殺した
愛し寄り添ってくれた女でさえも・・・」



「オレがオマエをここに呼んだのは
頼みがあったからだ」


「ここで全部終わらせたいオレの夢を」

「Aの元に行かせてくれ・・」

「頼む・・・」



「たけみっち オレを殺せ」
そいうとオレに銃を投げた



「オレ初めて人を殺した時
何も感じなかった そして思ったよ
世の中の難しい事って大抵
人を殺せば簡単に解決するって」


オレはただ現代のマイキー君に
会いたかっただけなのに
会っていきなり殺せなんて!!


「そんな目でオレを見るな」
「銃を拾え たけみっち
オレを殺すか オマエが死ぬかだ」


マイキー君は涙を流しながら
オレに馬乗りになり銃口を突き付けた


「妊娠してるなんて知らなかった・・・」
「オレに話せないほどオレは堕ちた」

「そしてAは心を閉ざしてたんだ」

「オレは
Aも腹の子も守れなかった・・・」

「あいつが背負った場地の思いも」

「もう何もかも取り戻せない」


マイキー君はAちゃんがしていた
ネックレスを握りしめていた


マイキー君は本気だ・・・
でもオレには撃てない・・・


為す術ないオレの上で銃声が響いた

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作者名:ria | 作成日時:2023年1月24日 21時

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