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次の日
入院の手続きやその他諸々を手伝ってくれた
場地の家にお礼に伺った
兄が水菓子を用意してくれた
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰｰﾝ
ｶﾞﾁｬ
「よう」集会以来に会う場地が顔をだした
『これ入院の時お世話になったから』と
水菓子の入っている紙袋を見せた
「おふくろ居ねェけど まぁ上がれよ」
『おじゃましますぅ』
「体ピンピンしてんな」ｼﾝﾊﾟｲｼﾀﾜ
『場地に助けてもらったあとやらかしたよー･･』
「まァAが元気になってよかったワ」
「すげェ格好だったけどﾅ」
『･･ｲﾜﾅｲﾃﾞ』
『ねぇ 場地』 「ンぁ？」
『なんで東卍･･抜けたの？』
「ﾊｧ･･オマエには関係ねェよ･･」
『関係なくはないよぉ
だって場地 居ないのヤだもーん』
「･･今は何も言えねェなぁ」ｽﾏﾝ
『言える時がくるの？』
『大好きな東卍を簡単に抜けるなんて 場地らしくない』
『場地の力になりたい･･よ？』
『あの時の”借り”返えさせてよ』
「じゃｧ マイキーを頼んだ･･」
「とりあえず当分オレに近づくンじゃねェぞ」
「あと 稀咲には 気をつけろ」
『ヤな感じだったなぁ』
「あぁアイツはやべェ奴だ」
『気を付けておくよ』
『場地？ 無理しないでね』「あぁわかってる」
『そいや場地 宿題大丈夫なの？』
「あぁ なんとかナ」
『そっか』
「マイキーとは どうなンだよ？」
『え？///』
「付き合ったのかヨ？」ﾆﾔｹﾝｼﾞｬﾈｰﾖ
『まぁ ハイ』ﾍﾍ
「マイキー Aの事になると ウルセェからな」
「んじゃ頼んだワ」
「オレそろそろ出かけるワ」
『ん。顔見れてよかったよ』
『何かあれば連絡してね』 「あぁ」
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ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
「あらAちゃん いらっしゃい」『こんにちは』
「もう体は平気？」
『おかげさまでありがとうございます』ﾍﾟｺ
「千冬ーーAちゃん来てるわよー」
「よぉ どうした？連絡もなしに珍しいなぁ」
『こないだ借りたカーディガン返しに』
『あと 送ってほしいなｧーー』ﾅﾝﾃ
「いいゼ チャリだけど文句言うなぁ」ﾆｼｯ
『場地と会ってきた』
「･･そか」
『一番ツライのは 千冬だよね』ｺﾞﾒﾝ
『何かワケがあるとおもうの』
『千冬？私も力になるから！ね？』
「おぅ ありがとなぁ」
『送ってくれてありがとｯ』
---飼い主を失くした犬
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作者名：ria | 作成日時：2023年1月1日 21時
