俺らの妹 (ページ2)

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A視点

『ﾊｧﾊｧごめーんｯ！遅くなっちゃった･･･』

----小走りで兄達が待つ校門へ足を進める

ナホヤ「Aおっせぇんだよ！」

----とニコニコ顔で言いながら
　バイクの後部座席をトントンと叩く兄

『だってぇーー』
----ソウヤに駆け寄り後ろからチラ見するA

ナホヤ (かわｨ･････)ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ首を横に振る
　

　「うっせぇ早く乗れﾖな」

口は最高に悪いが私がバイクに跨るときは手を貸してくれる

そんな兄は東京卍會肆番隊隊長である

ソウヤ「A＿何かあっ＿た？」

『んー・・・なんでもなーーｨ』

ソウヤ「何かあるんだったらちゃんと言ってね？」

　「荷物持つから貸して？」

『ん。』

----Aから鞄を受け取る。
　 (何かあったんだろなあ･･･今日寝る時聞いてみよう)

ブチギレ顔でも心配性いつも話を聞いてくれる

そんな兄もまた東京卍會肆番隊副隊長である

ナホヤ「しっかりつかまれよー」

ナホヤの腰に腕を回し校門をあとにする。

心配性の兄達は毎日私の通っている中学校まで迎えにくる
そう毎日・・・
一人でも平気なのに！！！！！ｯ

そんな兄をもつ私も
肆番隊隊員である！！