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第18話 ページ18

A「おりゃ......!」


急いで短刀にチャクラをまとわせ、

部品に繋がっているであろう

チャクラ糸を切断する。


が、

やはりすべてとは行かず、

約半分以上の部品は

やがてムカデの一部となって

復活してしまった。


先ほどより俄然大きい傀儡だ。


ムカデを見上げ、

呆然とする私たち。


そして、

地上に出ようとするムカデを

私は多重結界で、

ナルトは大量の影分身で止めるが、

大きさが人間の何十倍もある傀儡には、

言わずもがな間に合わなかった。


ナルト「この!離してたまっかよ!」


地下に残った私は、

ムカデが破壊した天井や

壁の破片に当たらないよう、

ミナトさんたちを含めて結界を張った。


A「どうしますか、ミナトさん」

ミナト「とりあえず、僕たちはやることがある。君はナルトと一緒にサーラ様を守ってくれ」

A「はい。ですが、その前に私は隊長さんと合流します。護衛するのはそれからになりますが、いいですか?」

ミナト「ナルトが大丈夫ならそれでいいさ。そこは君の判断に任せるよ」

A「ありがとうございます。では、お気を付けて」

ミナト「あぁ、君もね」


頷いて結界を解き、

飛雷神の術でテンゾウの元へ飛ぶ。


すると、

カカシと共に

なぜかたくさんの傀儡と戦っている場面に

遭遇してしまった。


まったく、

大人しく仙人モードの自然エネルギーを

溜めようと思っていたのに、

なかなか面倒臭い場所に来たもんだ。


カカシ「A!」


おぉ、二度目だべ。

私を名前で呼んでくれたのは。


A「カカシ、大丈夫か」


私を見つけるなり、

こちらに駆け寄ってきたカカシを心配する。


カカシ「フンッ、こんなもの朝飯前だ!」


だが、

心なしか拗ねたように

私を睨み上げてきた。


A「なら、少しだけ時間稼ぎをしてくれ」


言えば、

私の目的はカカシの心配でも

戦いに参戦することでもない。


カカシ「......なんで」


仙人モードを発動させることだ。


テンゾウ「カカシくん、Aはしばらくここから動けない。時間稼ぎをするよ」


カカシ「......」


怪訝な表情で私を見上げるカカシの頭を

わしゃわしゃと撫でると、

さっそく自分の周りに多重結界を張り、

胡座をかいてパチンと両手を合わせ、

深呼吸を一つしてから目を閉じた。


これで、精神統一の完成だ。

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NASHI(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!最高の褒め言葉です! (2021年9月21日 0時) (レス) id: 6c37ac4e06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月10日 9時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NASHI | 作成日時:2018年1月13日 11時

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