三十二話 ページ32
彼とベビー5の間に何があったのか、何を口にしたのか、それは知らない…
ケド、良かった…
僕は捕まった他のファミリーの事を考えながらまた外へ出た…
ロー達はどこへ行ったんだろう…
少し考えながらまた夜空を見上げる
僕の血は、まだ汚れては居ない…
それは人を恨んだ事が無い証…
何故僕は大切な人を殺したドフィを恨まなかったのだろう…
何故母や一族を殺した人を恨まなかったのだろう…
そんな事今までまともに考える事は無かった
疲れているはずなのに
体はボロボロのはずなのに…
回復の力が早い僕は自然と傷も癒えている…
だからと言って体力が回復するのはもう少し時間がかかるはず…
でも何故か動けるし眠れない…
考える事は沢山あって
考えだすとキリがない
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして次の日ーー
僕は自分の血液を輸血する為に献血して
ドレスローザを一足先に離れることにした
顔は知られて居ないと思うが念のためフードを深く被り海に出た
小さな小舟だけど、今はこれで十分だ
ざぶーん、ざぶーんと言う波の音
「ふぅ〜」
とりあえず、この辺まで離れれば良いんじゃないかな〜♪♪
少し微笑むA
行き先は無い
もちろん行くあても無い
右も左も分からない
そして、何よりこの少女、海の恐ろしさを何一つ知らないのだ…
こうして、彼女の旅？冒険？
は始まった！！
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星隠れの里(プロフ) - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。違反行為です。 (2019年1月11日 16時) (
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作者名：れい | 作成日時：2019年1月11日 16時
