二十二話 ページ22
グイッと髪を引っ張り僕を自分の元へ引き寄せると
ディアマンテは傷口からポタポタと流れる血をすするように舐め回し
自らの傷口を塞いでいく
「ッ……」
そして、傷口が妙な形で塞がるのを確認すると
僕を無造作に投げ捨て
レベッカに近づくのが分かった
トンットンットンットンッ
その足取りは軽くどこか、楽しんでいるようすな、ドフィに似ている
コイツも…、いやコイツらは、狂ってる…
グッと重たい体を起こし立ち上がろうとした瞬間
スッと銃口がレベッカに向けられる
その時見覚えのある動きをする、男が目に入った
「ッ！！！？」
キュロスと呼ばれるその、男…
レベッカが、お父さんと言った言葉で、繋がった…
「兵隊さんっ！！？」
そして、しばらく僕は兵隊さん(キュロス)とディアマンテの混じり合う激しい検討を目にしていた
強いっ！！ 推してるっ！！
ここ数年は、兵隊さんから、剣術を学ぶことがたまにあった僕は改めて彼等の検討を前に驚きと、興奮を隠せずにいた
その時、、大きな声と共に現れた少年…
その少年に連れられているのは
「ローッ！！？」
僕は混乱する頭を整理する暇もなく
危ないッ！！
そう言わんばかりに体を宙に上げた
「ッ！！？」
手を伸ばす少年の背後に回り、得体も知れない巨大なオモチャに斬りかかる
それは、口に入るのと同時のタイミング
「ッ！！？」
間に合わないっ…！！？
その瞬間体がふわっと不思議な感覚に包まれる
ロー「room…」
ふわっと包まれるような感覚を感じた後
唖然としている僕をローが優しく地に降ろす
「…ッ」
何か声にする訳ではなくただただ僕達は見つ目会うだけ
その後スッと体は離れ
少年とローはドフィの元へまっすぐ向かって行くのが分かる
僕が慌てて体を起こし
後を追おうとしたその時
二人はハッと姿を消した
「ッ！！？………」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
星隠れの里(プロフ) - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。違反行為です。 (2019年1月11日 16時) (
レス) id: 328d0213e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れい | 作成日時：2019年1月11日 16時
