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62話 ページ13

「あー!A姉ちゃんだ!」

入口には工藤君と
女子高生らしい2人組が立っていた

とりあえず会釈すると
工藤は駆け寄ってきて
女の子二人もその後ろを着いてくる

「いつ来たの?」

「今来たばっかり」

工藤君に向き直って
聞かれた事に応えるだけの会話をしていると
後ろの2人が口を開く

「コナン君の知り合い?」

「こーんな美人のお姉さんがガキンチョと知り合い〜?」

「(人1)Aです。」

「僕の好きなお店の店長さん!」

「店長です。」

自己紹介が始まってしまった

彼女達は毛利蘭さんと鈴木園子さんと言うらしい

何でも鈴木さんは財閥の子だとか

その後開放されると思いきや
JK2人+子供1人のほぼ強引な誘いにより
テーブル席に一緒に座る事となった

女子2人の輝く視線と質問に答えていると
全員注文したものが揃った
だが何故か2杯目のドリンクも届く

何だ?と疑問に思ってると
誰かが耳元に近づいた

「アイスコーヒーの氷が熔けてしまったみたいなので、作り直しました。」

「え」

「女子高生の勢い、凄いですよね。あ、コーヒーは僕からのサービスです。」

そうこっそり言い終わると
ウィンクした彼は人差し指を口元に当て
シーッとして戻って行った

あの顔なら何でも許されると思ってるのか?
1度でいいから鼻フックぐらいは
かましてやりたい

安室さんはフル無視し
食事をしようと手を合わせると

突き刺さる視線

何だと見渡すと
視線の主は女子2人

工藤君にいたってはげっそりしている

「Aさん!どういう事ですか!?」

「何!?安室さんとどういう関係!?」

最悪だ
女子高生はこの手の話が大好物じゃないか

今日も静かに食べて帰れない事を察した

不必要な爆弾を置いていった男を
遠くから睨みつけると目が合う
すると何を思ったか

「僕が必死にアプローチしてるんですが、手応えが無いんです。」

本当にいい加減にしろ
爆心地を余計荒らすのをやめろ

女子高生2人に質問攻めを喰らい続け
どうにか完食まで辿り着く

悔しい、大して味わえてない

「あれ、今思い出したんだけど。」

そう毛利さんが突然呟いた

「私、Aさんと会ったことあると思う。会話はしてないんだけど...。」

「えぇ?どこで会ったのよ蘭。」

「トロピカルランド、行きませんでした?確か...男の人3人と」

行ったわ
いたんだ毛利さん

そして工藤君が小さくなったのもその日...

ん?ということは

毛利さん、工藤君と行った?

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鮫のこ(プロフ) - saoさん» コメントありがとうございます!1話からここまでお付き合い下さって感謝しかありません...。少しでもsao様のお仕事の励みになれるように頑張りますね^^ (5月23日 0時) (レス) id: 011fb61706 (このIDを非表示/違反報告)
sao - 1話から読んでます!呪術とコラボとのことで気になって読んでみたところめっちゃハマってしまいました(笑)続きが気になって仕事がなかなか進まないくらいです!w更新楽しみにしてますね♪ (5月22日 22時) (レス) id: 5783d3925f (このIDを非表示/違反報告)
鮫のこ(プロフ) - シンヤさん» コメントありがとうございます!お褒めの言葉とても嬉しい限りです...。引き続き更新頑張りますね^^ (5月22日 4時) (レス) id: 011fb61706 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - とても面白かったです🥰続きとても楽しみにしています🥰🥰 (5月20日 22時) (レス) @page30 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
鮫のこ(プロフ) - にゃーちゃんさん» コメントありがとうございます!嬉しい言葉の数々励みになります...。実はこの小説の原本が結構しっかり長いお話になってるので、じゅじゅの方の話も後々出てきます!完結まで長いのですがお付き合い頂けると嬉しいです^^* (5月19日 2時) (レス) id: 011fb61706 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鮫のこ | 作成日時:2023年5月14日 5時

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