君が出すその色は (ページ4)

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HC「あれ？Aは？ちょうど俺らの休暇中に合わせて帰ってくるって聞いてたんだけど」

ﾕｼﾞﾝ「あ～…ヌナは今デート中だよ。」

HC「え、まだ付き合ってんの？」

「A」と呼ばれた子は恐らく4人兄弟の長女、そしてヘチャナの数ヶ月離れた妹だろう。

RJ「お～。なんだヘチャナ、妹が心配なのか～」

JN「ヘチャナって地味に嫉妬深い所あるから、妹さんの彼氏は大変だろうな～」

CL「なになに～もしかしてヒョン、シスコンなの？」

HC「ちげーよ！ただあいつの今の彼氏なんか気に食わないんだよな～。」

「とか言って、実は今まで付き合ってきた彼氏のこと全員そう言ってたりして」

JS「わぁ～…ありえる……」

HC「ちがうって！！」

否定はしているけどヘチャナはよく家族の事を話す。
その中にもちろん妹さんの事も出てくるが絶対に写真は見せなかった。

兄弟のいない俺にとっては妹に彼氏が出来る感覚がどんなのかイマイチ分からないが、きっと寂しいのだろう。

ﾕｼﾞﾝ「きっと夜ご飯までには帰ってくるよ。今日家で食べるって言ってたし」

ｼﾞﾌﾝ「久々ヒョンと食べれるから楽しみ～！今日はバーベキューだって！」

バーベキューと聞いて騒ぐ5人。
宿舎でもみんなでご飯を食べるがそれとはまた違う。
いいな、お泊まりって。
最高に楽しい。

HC「バーベキューまで時間あるし、ちょっとこの辺ぶらりするか！」

「いいね！この近くになんかあんの？」

HC「新しくタピオカ屋さんが出来たって聞いた！それにずっと下の方行くと海の方に出るんだ！行こうよ！」

CL「海！？やった～！足だけでも入れよっと！」

JN「ヘチャナは日焼け止め入念に塗らないと笑」

RJ「そうだぞ～笑怒られるのはヘチャンだからな笑

HC「ヤーヤー！お前らもしていけよ！」

「あ、チョンロヤ～マスクしなきゃだろ～」

CL「え～暑いじゃん」

「だめ。いくら休暇中って言ってもここは済州島だぞ。観光客でいっぱいなんだから。ここにいる事バレたらヘチャナの家族にも迷惑かけるんだぞ」

CL「…はぁ～い」

JS「僕帽子も被っていこっと」

ちゃんと日焼け対策と変装していざ出発。

僕らの思い出作りの始まりだ。