愛が僕に噛み付いて。 (ページ5)

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case4 ページ5

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大倉さんを近くのコンビニで見かけたこと以外特に変わったこともなく一週間が過ぎてまた土曜日がきた。

倉｢こんばんはー、この前はほんま助かったわ～今日はラジオないから飲むな！｣

｢礼ならみゆきに言って。酔っ払って忘れ物すんなよー｣

倉｢もうせえへんわ笑
あ、みゆきちゃん。この前はありがとうね。｣

貴｢いえ、全然大丈夫ですよ。
会った時びっくりしました笑｣

倉｢そうや！クロニクルって観てる？そのロケやってん。おったとき動揺しすぎて手汗とまらんかったしOAは残念ながらされへんかったけど。笑
そういえば...の近くのコンビニおらんかった？この前見かけた気ぃしてんけど。｣

クロニクルはもちろん毎週観てますよ。
げ、バレてた？別に一緒のマンションじゃないし、ファンって言うつもりないし。

貴｢たまに観てます。そうなんですか!?
あ、...ってとこに住んでるんですよ。｣

倉｢それ隣のでかいマンションやん。え、みゆきちゃんってまだ若いよな？
自分ロケでお金持ち言うてたやんな？｣

私そんなこと言ってた？笑

貴｢あー、父親が借りてくれて。 25です。
普通です。ちょっとお金あるくらい笑｣

倉｢そうなんやほんまにおるんやなお嬢様笑
あ！そうや！連絡先交換してくれへん？｣

貴｢えーっと、大将いいんですかね ...？｣

｢大倉くんがしたいって言ってるならいいと思うよ。みゆきちゃんしっかりしてるし。｣

貴｢じゃあ、ぜひ。｣

倉｢ありがとうな。連絡するわ。
じゃ、今日はもう寝るわ｣

わたし、ココ最近恵まれてない？
そろそろバイト辞めて父親のとこで働こうって思ってたけどもうちょっとだけ。

もうちょっとだけ幸せに浸らせてね。