相談相手(黄) ３ (ページ10)

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『私は隆平くんのそんな悲しい顔が見たいんじゃないよ？隆平くんの笑ってる顔が好きだから、もうそんなに謝らないで、、、』

丸｢おん、ありがとう。あの子ともちゃんと話すからAちゃんはもう安心して学校来てな？今まで辛かったなぁ、、、｣

隆平くんは私の頭を撫でながらよう我慢したって言ってくれた

隆平くんに悲しい思いをさせちゃったけど、亮がきっかけを作ってくれたおかげでちゃんと話すことが出来た。

ずっと誤魔化し続けるより、ちゃんと話せて良かったな。

教室に戻ると、隆平くんを好きな女の子はもういなかった。

ホッとして席につくとすぐに亮が私のところにやってきた

錦｢A、ほんまにごめん。さっきカッとなってAが止めるのも聞かんでキレてもうた、、、丸にあのこと言うてへんかったんやろ？勝手なことしてごめんな。｣

『ううん、亮があんなに怒ってくれて嬉しかったよ。隆平くんにちゃんと話すきっかけにもなったし。ありがとうね、亮！』

錦｢え、あ、うん///｣

お礼を言うと何故か亮は少し照れながら自分の席に戻っていった