6発目 ページ6
『出来ることならお前の顔をもっと優しい薄い顔のイケメンにしてやりたい。』
コネ「はぁ?何言ってんやお前。」
『ちょっとした願望。』
店の外から少し歩いて裏路地、パッと見ガラの悪い男4人に詰められてる可憐(笑)な女性に見えないか……。私も目つき悪いしな、悲しくなったから辞めよう。
『で?』
ウツ「お前ヒイロちゃんの腹蹴ったって本当か。」
コネシマの代わりに鬱が返事をするが不愉快極まりない。
『お前に聞いてねぇよ、しゃしゃんな。』
コネ「やったかどうかきいてんねん。」
『いいや、やってないな。』
ヒイロ「嘘つかないでよ…!!い、痛かったんだから……。」
あー、気ぃわる。
シャオ「嘘つくなや、ヒイロ痛がってたんやで。」
心底ゲンナリする、知能指数大丈夫か??
『はぁ……、いつ、どこで、???』
ロボロ「ヒイロが話したがらなかったんや。お前がまた周りとトラブるのが嫌やって、」
私から一番遠い位置にいるヒイロに向かって笑いかけた。手前のバカどもが一瞬ビクッと反応した。
『ふーん……??私に殴られた痛みを身を持って実感させてやろうか。』
コネシマ、大先生、ロボロ、シャオロンと順に押しのけヒイロの前まで歩みを進めた。
『何黙ってんだよ、元とはいえ上官の問いかけに返事も出来ねぇのか。痛いだろうなぁ、腹を蹴る??その程度では私の躾は終わらない事をお前は知らなかったのか、かわいそうに。』
恐怖を覚えるほどの笑みで頬を片手で威嚇するようにギリギリと掴んだ。
ヒイロ「ひっ……、やめ、てくださいっ。」
ロボロ「や、やめろやっ……!!」
ロボロが震える声で邪魔をした。パッと離すとヒイロは悲劇のヒロインらしく倒れ込んだ。
『………、そうだよな。弱い奴は守られて当たり前だよな。可愛い女の子の方がお前らも好きだよな。』
本来なら今すぐにでもぶん殴ってやりたいが本能が彼らは仲間だと信じて疑わない。結局舌打ちをしてそのまま路地裏を進んでいった。
『だるいわ。』
冤罪は心底気分が悪い、落とした指の数や汚い悲鳴を思い出す。王女から拷問官へ、そして一国の幹部、なかなか無い転職だと思う。この年でたくさんの経験をして少し疲れてるんだろうと近くの宿の門を叩いた。
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オバケ(プロフ) - うぃるそんさん» ほとんど僕のなりたい理想の女性像を元に作っているのでそう言っていただけて嬉しいです!夢主の夢小説……?ちょっと面白そうやんけぇwwうちの子反応集とか作ってみたいな、と思ってるので短編くらいだったら作れると思いますよww (5月7日 23時) (レス) id: fd8a4e3138 (このIDを非表示/違反報告)
オバケ(プロフ) - たんぽぽさん» 結婚は心に決めた人がいるのですみません♡嫌な運命感じてますねぇ……、wwがんばります!! (5月7日 23時) (レス) id: fd8a4e3138 (このIDを非表示/違反報告)
たんぽぽ - うわああああああ神作です好きですん結婚してください(((ヒロイン(笑)が自分の大っ嫌いな奴と名前同じな上に性格も似てて運命感じましたわ…これからも頑張ってくだせえ! (5月7日 20時) (レス) @page29 id: 88300bd064 (このIDを非表示/違反報告)
うぃるそん - わ、口調も性格もめちゃくちゃ大好きです夢主の夢小説を作ってくれ(?)これからも更新頑張ってください! (5月7日 20時) (レス) @page29 id: 4b19bdf32e (このIDを非表示/違反報告)
オバケ(プロフ) - 葵斗(あおとね?あおいとじゃないよ?!)さん» そうですよー!でも安易に退場させる気もないので全然結末考えてないけど楽しみにしていてください!口論はやはり機転と知性がいりますからね、僕には無理ですwww (5月7日 1時) (レス) id: fd8a4e3138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オバケ x他1人 | 作成日時:2024年3月20日 2時