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3日前には終わっていた書類を持って部屋を出た。書類の管理を担っているのはトントンだがこれはグルッペンの判が必要なため直接、総統執務室へ向かった。
『Aです、書類の確認に参りました。入室許可を。』
グル「入れ」
この低い声で甘党なんだから創造主がいるなら何を考えて彼を作ったのか質問したいくらいには疑問に思う。
グルッペンは私を救ってくれたが、私は建国以来彼が少し怖かった。戦争好きもマジキチも以前からの彼の本質だが、さらにその奥にある純粋な悪の心が時折透けて見えるようになった気がする。これは私の気がするだけで変わったのは本当は私で戦争好きの彼がいつか己の大切な居場所を壊される気がして恐れている可能性もある。
世には知らない方が良いこともある、それを確かめる術を私は持ち合わせていないことが何よりの救いだと思っている。
『判が必要な書類だ、ここに頼む。』
グル「分かった、少し待て。」
それなりの量がある書類だ、長くなるだろうと思い執務机の前に向かい合わせに置かれた皮の黒いソファに腰を下ろした。トントンに渡す分の書類をおいて足を組み背もたれに思いっきり体重をかける。
『なあ、グルッペン。』
グル「なんだ。」
互いに視線を交わすこともなくやり取りは続くものだから顔色なんて伺う暇もなく思うままに問うた。
『私はまだ必要か。』
グル「ああ、本邦における重要な戦力だ。」
『私は仲間か。』
壁にかけられた軍旗の上を小さな人が走る妄想をしながら返事を待つが一向に帰ってこない。暫く沈黙が続いてようやくグルッペンは口を開いた。
グル「ああ、仲間だと思っている。……さっさと書類を持っていけ。」
書類を受け取り部屋を出ようとノブに手をかけた。
グル「お前の忠誠心はどこにある。」
『
扉はカチャン、と音を立てて閉まった。
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オバケ(プロフ) - うぃるそんさん» ほとんど僕のなりたい理想の女性像を元に作っているのでそう言っていただけて嬉しいです！夢主の夢小説……？ちょっと面白そうやんけぇwwうちの子反応集とか作ってみたいな、と思ってるので短編くらいだったら作れると思いますよww (5月7日 23時) (
レス) id: fd8a4e3138 (このIDを非表示/違反報告)
オバケ(プロフ) - たんぽぽさん» 結婚は心に決めた人がいるのですみません♡嫌な運命感じてますねぇ……、wwがんばります！！ (5月7日 23時) (レス) id: fd8a4e3138 (このIDを非表示/違反報告)
たんぽぽ - うわああああああ神作です好きですん結婚してください(((ヒロイン(笑)が自分の大っ嫌いな奴と名前同じな上に性格も似てて運命感じましたわ…これからも頑張ってくだせえ！ (5月7日 20時) (レス) @page29 id: 88300bd064 (このIDを非表示/違反報告)
うぃるそん - わ、口調も性格もめちゃくちゃ大好きです夢主の夢小説を作ってくれ(？)これからも更新頑張ってください！ (5月7日 20時) (レス) @page29 id: 4b19bdf32e (このIDを非表示/違反報告)
オバケ(プロフ) - 葵斗(あおとね？あおいとじゃないよ？！)さん» そうですよー！でも安易に退場させる気もないので全然結末考えてないけど楽しみにしていてください！口論はやはり機転と知性がいりますからね、僕には無理ですwww (5月7日 1時) (レス) id: fd8a4e3138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オバケ x他1人 | 作成日時：2024年3月20日 2時
