頂上戦争 ページ2
放置してたヤツ。
Aが頂上戦争中に現れたら…
『ま、待ってッ絶対、後悔するよッ!!!』
海軍や海賊の死体の山、砲撃音に爆風、目を逸らしたいものばかりが溢れる戦場に私は1人の麦わら帽子を追いかける。
「誰だお前ッ」
『誰だっていいッ、お願いッ…「うるせェッ」
『ッ…』
「オレはッ…エースの所に、行くんだぁあッ」
『絶対後悔するッ』
「関係ねェッ!!!」
『関係なくてもこの先どうなるか分かってんだろッ!!!』
「そんなの知らねェッ」
『知らねぇじゃすまねぇことだってあんだよッこのクソゴムッ!誰がッ…誰が、悲しむ羽目になるのかッ!!一瞬でも考えてみろよッ!!!』
「だから、お前は誰なんだよッ」
『同い年のただの餓鬼だよッ』
「はぁあッ?!オレは17だぞッ」
『私も17だわッ!!!』
「こんなへなちょこがなんでこんな所にいるんだよッ」
『へな、ッ……私だっていたくているんじゃな「あらら…」
首筋に走った冷気と共にこの低音ボイスは……
ルフィも気づいたのか立ち止まっていた。
『…クザン』
「おまえッ」
クザンはルフィをチラッと見たあと、私に視線を戻した。
「いつ、''来た''のよ」
「A」と呼ばれる。
私を覆う影に何を言うべきか悩んでいると、正面の麦わら帽子は氷に手をついて…あの構えは
「ギア2(セカンド)」
ギュム…という音と共に蒸気が生じる。
ヤバい
流石に彼に1発でも殴られでもしたら、私は死ぬだろう
『…ッ』
後ろに後ずさるとクザンに背中が当たった。
「お前はいつもいつも、なんで"犠牲"になりに来るんだ」
『………そ、…そんなこと、言われても』
困る。
上からの視線が凄く痛いが本当に分からないんだから仕方ないじゃないか。
「はぁ〜」
「まぁ、いいや…」
『ぐぇッ!?』
襟を掴まれたのかグイッとクザンの後ろに引っ張られた。
「"今は"」
「こいッ!!!」
ルフィを相手にものともしないのか蹴り飛ばされるルフィと爆風に腰を抜かした。
今更かもしれないけど、怖いわ。
カツン、と靴を鳴らしながら私の前に立つクザンは私の知ってるババア呼ばわりするチビでも、若さに突っ走る将校でもない。
「…今はどうしようもねぇから俺らの席の所に行くぞ、それか最悪の場合ガープさんに預ける」
有無関係なく、最高戦力の席に連れてかれた。
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またる - お話面白かったです!これからも頑張ってください! (2020年8月23日 9時) (レス) id: 15db7b492a (このIDを非表示/違反報告)
Marubox(プロフ) - Noahさん» 2回目リクエストありがとうございました! (2020年7月28日 13時) (レス) id: db25b1c069 (このIDを非表示/違反報告)
Noah(プロフ) - 2回目のリクエストです...崖にすわってる夢主と新兵クザンをお願いします...(私のイメージでは消えてしまいそうな夢主に対して...って感じです) (2020年7月21日 22時) (レス) id: 9d3f0fa908 (このIDを非表示/違反報告)
〇 - まだまだリクエスト受付中ですのでお気軽にどうぞ! (2020年7月21日 22時) (レス) id: db25b1c069 (このIDを非表示/違反報告)
〇 - Noahさん» リクエストありがとうございました! (2020年7月13日 22時) (レス) id: db25b1c069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Marubox | 作者ホームページ:https://twitter.com/maru_kibun
作成日時:2020年7月1日 23時