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｢ こないだ、廉と会ったんやって？ ｣
ぎこちないなりに会話を交わし続けて、
やっとちゃんとした会話ができるようになってきた。
｢ うん、そう。廉くん、相変わらずだね。 ｣
｢ 彼氏が友達なんや？ ｣
ドキ、と胸が波打つ。
…なんで、そんな事聞くの…？
｢ …え、あ、うん。そう。 ｣
｢ すごい偶然やな！｣
わたしだって…聞きたいこと沢山ある…。
“｢ 事務所に別れさせられたんでしょ？ ｣”
“ ｢ きっと紫耀はいまでも…___ ｣”
｢ …！、…A！ ｣
名前を呼ばれて、ハッと我に返る。
｢ ついたで。 ｣
窓の外を見れば、確かに私の家の前。
…どうしよう、聞くべきだよね。
でも、こんなところで…？
いまは…帰りたくない。
｢ …紫耀、もうちょっと話せないかな？
聞きたいこと沢山あるの。｣
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作者名：シュガー
| 作成日時：2018年2月28日 23時
