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your side .
“ 「 ごめん。別れよ。 」”
1年前のあの日
なんの前触れもなく私の元から去っていった彼を
私は許せなかった。
本当に大好きだった。
本当に、愛してた。
彼もそう思ってくれていると思ってた。
あれから何度も連絡をしても
繋がることすらしない番号。
私はきっと遊ばれてたのだと
そう、思うことしか出来ない。
だから見返してやる一心で
自分磨き、頑張った。
___「 来春デビューが決まっている、King&Princeの皆さんでーす！」
でも、テレビの画面で彼が映る度に
どうしようもない悔しさと虚しさが押し寄せてきて。
それと同時に
少し痩せたんじゃないの、とか
ちゃんと寝れてるかな、とか
関係ないことまで心配してしまう。
“ 「 これ、あげる。 なくさんといてな？」”
“「 俺がデビューしたら、もっと高いの買ったるから。
だからずっとそばにおって。 」”
そう彼がいってくれた指輪は
当然まだ
捨てられるはず、ない。
.
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作者名：シュガー
| 作成日時：2018年2月28日 23時
