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「敦、早く」

「ま、待ってよ鏡花ちゃん…!」




風に飛ばされた資料を探しに神社を訪れた敦と鏡花。



長い階段を登り、疲れ果てた二人の視界には、美しい木々が立ち並んでいた




「綺麗…」

「うん……綺麗だね…」




幻想的な風景に魅了され、立ち尽くしていた二人だったが、背後からの物音に我に返った



ガサガサと林を揺らす正体不明の何かに身構える二人




飛び出して来たのは_______









「……猫?」




林から飛び出して来たのは、薄汚れた仔猫だった。



拍子抜けした二人がポカーンとしていると、敦達が飛ばされた資料を仔猫がくわえていることに気づいた




「ま、待って!!」




資料をくわえたまま林の中に消えた仔猫。


あの資料には個人情報が書かれている


飛ばされてしまっただけでも問題だと云うのに、それを無くしたとなれば、国木田から大目玉を喰らうのは目に見えていた



冷や汗をかき、二人は慌てて仔猫を追いかけていった



 

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レイ(プロフ) - ReiLeiさん» コメントありがとうございます!更新速度は蛞蝓以下ですが、これからもどうぞお付き合い下さい!! (2018年12月22日 22時) (レス) id: 5e06df6d00 (このIDを非表示/違反報告)
ReiLei(プロフ) - 良き!!!!! (2018年12月16日 3時) (レス) id: e65e94b2de (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 海月猫さん» コメントありがとうございます!これからもよりよい作品を目指して、頑張ります!! (2018年12月10日 23時) (レス) id: 5e06df6d00 (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください! (2018年12月10日 22時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レイ | 作成日時:2018年11月6日 23時

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