検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:82,861 hit

to be continued……… ページ13

「え、中身だけ入れ替わってる?」

傑が私の言葉を復唱し、それに私と悟は頷く。

「でも効果薄れてきてるから、そのうち解けるんじゃないかなぁ。ね、悟」

「あぁ、そうだな」

いつものように話せるようになったし。これは近いうちに戻るぞ。そんな予感があった。
傑は説明を聞いて、暫く思案顔をしたあと納得したように頷いた。

「じゃあ、あの時鏡の前で気色悪いことをしていたのはAじゃなくて悟だったんだね」

絶句。
すみません、よく聞こえませんでした。

なんだって?????
鏡の前で気色悪いことをやってましたぁ!?
ねぇ、悟〜私聞いてないんだけどぉ。おいこら何しやがった!?目をそらすな!!!

「え、なに何してたの!?何をしやがった!?」

「い、いや俺じゃないし。お前の身体だし」

何言い訳してるんですかね〜〜〜????
やっぱり四六時中見張っていればよかった!!悟だから大丈夫だろうと信頼してた私がバカだった!!!そうだよね!!そうだよね!!!悟よりも傑の方が良識人だったね!!

は〜〜信じられない。

「ねぇ、傑。私の身体は鏡の前で何をしてたの?」

「ぶりっ子ポーズ」

私は天を仰いだ。
もうやだ、死にたい。なんてことしてくれてんだ。

「信じられない………私は必死に女の子ナンパすることを我慢してたのに……」

「おい待て、俺の身体で何しようとしてんだよ」

「私の身体で遊んだ君には言われたくないなーーーーー」

「お前が可愛いのが悪い」

「は?お前のかっこいい顔面をだらしなくしてやろうか?」

「痴話喧嘩なら他所でしてくれ」

傑???何が痴話喧嘩だって!?今の会話を聞いて、何故その答えに辿り着く!?おかしいだろ!!!

「はーあ。早く元の身体に戻りたーい」

私はこのとき、気付けなかった。





この『呪い』の厄介さに。

続きは妄想してください→←真相……というより、巻き込んだ1注意微腐表現あり



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (219 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
475人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

梅雨の目(プロフ) - chiaki0708さん» コメントありがとうございます。面白いと言っていただけてとても嬉しいです!やはりコメントを貰えると嬉しいですね。モチベーションに繋がります!ありがとうございます!!! (2022年1月19日 20時) (レス) id: 0d2ed66bca (このIDを非表示/違反報告)
梅雨の目(プロフ) - えねごりらさん» ありがとうございます。嬉しいコメントに画面の前でニヤニヤしてしまいました。閲覧して頂き誠に感謝しています。 (2022年1月19日 20時) (レス) id: 0d2ed66bca (このIDを非表示/違反報告)
梅雨の目(プロフ) - 葵さん» 笑っていただけてよかったです!コメントありがとうございます。 (2022年1月19日 20時) (レス) @page14 id: 0d2ed66bca (このIDを非表示/違反報告)
chiaki0708(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続きが気になります笑笑 (2022年1月17日 11時) (レス) @page12 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
えねごりら - 面白すぎる!更新楽しみです!! (2022年1月4日 22時) (レス) @page12 id: 71d3d1284f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:梅雨の目 | 作成日時:2021年2月26日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。