お願いだから、今だけ話を合わせてください【呪術廻戦】

今だけは『お兄ちゃん』で ページ2

とにかく私は疲れていた。頭が回らなかったんだ。そう、だからあんなバカな言葉を吐いてしまった。

あの五条に『お兄ちゃん』などと………。

今すぐ過去に戻って自分をぶん殴りたい。


でもな、助かったのは事実なんだよ。
五条はただその場にいただけだが、高身長の男が放つ不機嫌オーラに奴らは散って逃げていった。

ナイス五条。


だが、しかし。





「でさ、コイツ俺のこと『お兄ちゃん』って呼び止めたんだよ」



「ははっ、全然似てないのに……ふふ、あっははは」





この大爆笑してる最強コンビに、私は強く拳を握った。

無事高専に戻ってきた私と五条。五条は夏油を見つけるなり、先ほど起きたことを笑いながら夏油に話していた。許さん。

クソウッッッッッ！なんで人間は殴れないんだ！！！！法なんていらないよ！！！！！

お願いだから殴らせろ。まぁ五条の場合無限によって弾かれるけど。クソウッッッッッ！！



ちなみに、硝子は興味が無いのか、タバコをすぱすぱ吸っている。未成年なのに、よく吸うわねぇ〜……。


って！！！いつまで笑ってんだ最強コンビィィィィィィ！！！！



「仕方ないだろ！！！野郎共がどいてくれないんだから！！！」


「お前ならすぐ沈められるだろ」


「乙女はそんはヤンキーしないんだよ！！」


「え」




はい、夏油処刑〜。今、ヤンキーだろって思っただろ？？？？その顔やめろ？？？

五条！！お前もだ！！！なんだ、その

『何言ってるのコイツ』

みたいな顔は！！！私は！！！乙女だろうがよ！！！！



「まぁ冗談は置いといて、次任務だろ？お兄ちゃんが一緒に行ってやろうか？」


「うがーーーー！！！その記憶消せぇぇぇ！！！」


「ははっいいじゃないか。減るものではないし」


私の精神が減ってマーーーース！！！！夏油！！！お前っっっ楽しみやがって！！！クソウッッッッッ！！！


「覚えてろよ、バーーーカ！！！」



このあとめっちゃ任務で呪霊を祓った。

人物紹介→←今だけは『お兄ちゃん』で

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す