類の姉、不幸体質でした

不幸が二つ ページ3

『寧々〜、おはよう』




寧々「おはようA

行こ」




類「あれ？僕は？」




寧々「うっせぇナス」




類「ひどい！！



でも僕は登校中の姉さんを守らなければいけないから一緒に行くよ！」




寧々「えー」




『あはは...



毎日ありがとう、2人共』





類「ｸﾞﾊｯ」




寧々「ｸﾞｯ」




寧々「尊い...天使？」




類「天使以外に何があるんだい？」




寧々「確かに」







『...ってやばい！遅刻する！』






類「おや」



寧々「待ってA！急がずにゆっくり！」




『分かった〜』




ﾋｭｰ



ﾊﾞﾌｯ



『ﾍﾌﾞｯ』




類「は？声かわよ(大丈夫かい？)」



『類、逆だと思う...』


寧々「ﾍﾌﾞｯって可愛すぎ(可愛い)」



『寧々も逆...じゃないね』


類「それにしても何が飛んできたんだい？」




『えっと、....25店の答案用紙』



寧々「え？誰の」



『...東雲彰人』



寧々「東雲くんの...」



類「学校で渡さなければね(黒笑)」




『わー悪い顔してるなー』



寧々「元々じゃない？」



類「ちょっと寧々？？」





『それより、時間！流石にやばい！』





類「はっ。僕は25点の答案用紙すら姉さんから守れなかったｶﾞｰﾝ」




寧々「そうじゃん...ｽﾞｰﾝ」




『そんな事いいから早くー！』

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