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"ごめん、愛してる"
なんて、呟いて俺も眠りについた。
約束 ページ13
1.2時間程して俺は目を覚ました。
俺を抱きしめるAはすやすやと眠っていた。
眠る前、微かな記憶。
俺と、Aは前世で会っていたのか。
でもA、本人の口からその言葉が出るなんて思ってもなかった。
眠り姫のAにキスをした。
その瞬間眩い"存在するはずのない記憶"が俺を襲った。
眩しいヒカリ、彩とりどりの花畑。
俺とA、夕焼けの空の下、たった2人っきり。
金色の笑顔で俺に花冠を乗せて楽しそうにしてる。
走馬灯のようにその記憶が甦る。
我に返った俺は、その全てを思い出した、いや思い出してしまった。
そうだ、俺はこいつと約束したんだ。
ずっとずっと一緒にいると、必ず結婚してそばにいると。
全てを理解した俺は微笑んで眠るAに
なんて、呟いて俺も眠りについた。
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作者名:bqvvxy | 作成日時:2023年12月12日 20時