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五条家の天才 ページ1

俺は天才なんだって、何百年、何千年に一度の逸材。
無下限呪術と六眼をもって生まれてきた。
それ故か五条家のやつらはみんな俺を"貴方は神に選ばれたのだから"とか、"不気味な子"とか散々言われてきた。
そんな言葉が耳に入るたびに目を伏せて"ザコが見てんじゃねぇよ"なんて悪態ばかりついていた。




12月7日___

つまらない日々が続く中、今日は俺の誕生日。
朝起きるなり、座敷に呼ばれ目の前にはどこで獲れたかわからない魚の活け造りや明らかに俺1人じゃ食べられない大きな肉、"こいつらは心底つまらないんだな"鼻から期待はしていなかったが心底落胆し勝手に座敷から出て行った。





憂さ晴らしに俺は外を出た、その時だった。
淡い撫子色の花柄の着物を纏う女、その女を見つけた瞬間、俺の中の走馬灯が天地を翻した。
俺の本能が言っている"この女を逃すな"と、
まるで小動物を狩る肉食動物のように俺はその女に近づく。
俺とすれ違った瞬間、その女の手を掴み

「今日からお前は俺のものだ」

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設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦
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作者名:bqvvxy | 作成日時:2023年12月12日 20時

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