↓ ◆わたしのホストは安井くん◆ ↑ (ページ23)

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22話ページ23

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勝「ふぅ～。

　ごめんね。こんなところに連れてきちゃって。」

あ「べ、別にいいですけど。

　それにしても・・オカマの人に好かれるなんて、災難ですね。。」

勝「まぁねー笑

　でも本当に助かった。

　ありがとう。」

満面の笑みでお礼をされて、手をブンブン振られる。

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あ「じゃぁ・・私、待たせてる人がいるので。」

勝利君の前を立ち去ろうとした時・・

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勝「安井くんでしょ？」

あ「え・・どうして知ってるんですか？」

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勝「よく貴方の話しするからさ。

　毎日AA・・うっとおしいくらい言ってるよ。」

・・・うそ。

あ「そうなんですか・・。」

勝「前なんか、Aとキスした!!とか騒いでて。
　
　その日は貴方の事で頭いっぱいだったのか知らないけど、お客さん相手してなかった。」

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仕事来た意味ないじゃん。と笑った勝利君。

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ホストクラブで働いているんだから、他の女の子とキスなんて普通の事だと思ってた。

私以外の子とキスしても、いろんな人にあんなふうに話すのかな。

そんな事を考えていたら・・。

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「おい。」

後ろから声が聞こえて、振り向くと安井くんがいた。

少し不機嫌そうな顔をして。

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勝「安井くん、ごめんね。

　お気に入りの子少し借りてた。」

返すよ。と言って、ドンッと後ろから押された。

あ「きゃぁっ・・。」

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ふらついて、安井くんの胸に飛び込む形になってしまった。

安井くんもしっかり受け止めてくれて・・。

あ「ご、ごめ///」

謝ろうと思って顔をあげたら

ちゅ。

唇を奪われた。

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勝「もー。

　安井くん、こういうのは2人だけの時にしてよね。」

照れくさそうに言う勝利君。

謙「Aといれる時間やったんだから、いいだろ。」

行こう。と肩に腕を回され、席に戻った。

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