今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:1,588 hit
小|中|大
42 ページ44
「邪魔だ!!」
「きゃっ…!」
恐れられているから何だと言うのだ。そんなものは関係ない、そんなことよりも海兵を1人でも多く。
海兵を目につく限り片っ端から葬らなければ気が済まない。
少女を飛び越え 海兵を執拗に追う。1人、また1人と消していく。
血の匂いでロボも判断がつかなくなってきた頃、行く手を阻むようにハクオウが現れた。
「ヴィアベル もうこの辺りに海兵はいないよ」
「……銀海帝」
「アンタは優しい復讐者だね」
相変わらず民間人には手出ししないから、と薄く笑う。
遠くから聞こえてくる泣き声は先ほど見た少女のものだろうか。だんだん頭が冷えてきた。
「アンタ、酷い有様だよ。真っ赤だ」
「……なぜ、ここに」
「いたら悪いのかい?」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年8月20日 17時