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「海軍なぞ滅ぼしてくれる。歪んだ正義などこの世には微塵たりとも必要がない」
「それで海軍をやっつけて尾ひれがついたのか…」
「そうだ、見掛けが幼い割には賢いな。お前は子供がタヌキの悪魔の実を食べたか?」
「おれは元々トナカイだっ!!」
「ふむ……だからか。ロボはお前に対しては目付きが違う」
同類と判断したんだろう、とヴィアベルは言うが捕食対象として狙われているようにしか思えない。
ぐわっと開いたロボの口にチョッパーは恐怖のあまり半泣きで動けなくなる。
食べられる、と思ったのだが。
「…えっ?」
あぎあぎと甘噛みされていた。毛繕いのつもりなのか、時折匂いを嗅いでは舐める。
「ははは、くすぐったいぞお前!」
「ワフ」
「あーーーーー!?!?」
バクン、と全身ロボの口の中。やはり捕食対象だったようだ。
「こら、ロボ。吐き出せ、ぺってしろ」←
「チョッパー!!!」
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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年8月20日 17時