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「ロボの種類の狼はあの通り大型だ。毛や牙の質はいいし、大型ゆえに1匹からいくつも商品が生み出せる」
剥製はもちろん 毛皮のコートだったり、その大きな骨からナイフが作られることだってある。
獰猛だが的が大きいため比較的ながら狩りやすい。それに加えて多い需要、特に毛質の柔らかい雌が狙われた。
「雌の毛質はまさに極上、そこらの動物よりもよほど儲かる
…狼のつがいはとても仲睦まじい。一生を連れ添い、どちらかが死ぬと二度とつがいを作らないほど一途な生き物だ。それが人間に殺されたんだ、憎悪を抱いて当然だろう」
「お前には懐いてんじゃねーか」
「最初は噛まれたりもしたさ。だが本の通り人間の女性には友好的らしくてな、ここ数年で懐いた」
ハンターを殺し、持って行かれそうになった遺体を取り返して丁寧に墓を作った。
自分も怪我を負いながらも手当てを施し餌である肉を持って行くうちに 威嚇し攻撃してきていたロボはだんだん大人しくなっていった。
「男どもはあまり近付くなよ、殺されるぞ」
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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年8月20日 17時